フェニックスGP決勝:ニューガーデン、ラスト4周の逆転勝利。琢磨11位

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フェニックスGP決勝:ニューガーデン、ラスト4周の逆転勝利。琢磨11位
2018/04/08 3:57

インディカー第2戦フェニックスGPの決勝が行われ、ジョセフ・ニューガーデンが優勝。佐藤琢磨は11位フィニッシュとなった。

 インディカー・シリーズ第2戦フェニックスGPの決勝レースが行われ、ペンスキーのジョセフ・ニューガーデンが優勝を果たした。

 フェニックスGPの決勝レースはスタート前から波乱含みとなった。ポールポジションのセバスチャン・ブルデー(デイル・コイン)のエンジンが止まってしまい、ピットから離れられなかったのだ。しかし、チームはなんとかエンジンを再びかけることに成功。ブルデーは隊列に加わることができた。

 そのブルデーは絶好のスタートを決め、レースを引っ張っていく。佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン)がポジションをひとつ落とし、14番手を走行していく。

 レース序盤はブルデーが先頭をひた走り、平穏なレースとなっていった。しかし41目、これがデビューレースとなるピエトロ・フィッティパルディ(デイル・コイン)がアウト側のウォールにクラッシュ! このレース初めてのイエローコーションとなった。

 ピットがオープンになると、周回遅れとなったマシン以外の全車が一斉になだれ込む。しかし、先頭のブルデーはウォールに近づきすぎてしまうという痛恨のミス。ピットクルーをなぎ倒してしまい、これで大きく順位を落とした。またそれまで3番手を走行していたアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ)もピットに止まりきれなかった。ブルデーとロッシは、後にドライブスルーペナルティも科せられてしまい、優勝争いから後退することとなった。

 これにより、ウィル・パワー(ペンスキー)が首位に立ち、佐藤琢磨も9番手にジャンプアップした。

 51周目からレース再開。パワーが先頭を逃げ、それをジョセフ・ニューガーデン(ペンスキー)と、ルーキーながら開幕戦PPを獲得したロバート・ウィッケンス(シュミット・ピーターソン)が3番手で追う展開となった。

 再び膠着状態となったレースが動き始めたのは113周目。まずライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ)がピットイン。続く周回でジェームス・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン)もピットに向かった。その後も上位を走るマシンを中心に続々とピットインしていく。

 この一連のピットインの間に、ピットアウトしたマティウス・レイスト(A.J.フォイト)の左リヤタイヤが外れてしまうというトラブルが発生。しかしこの事故はピットレーンで発生したため、コーションになることはなかった。

 125周目には先頭のパワーがピットイン。佐藤琢磨とチームメイトのグラハム・レイホールは、ピットインを遅らせることとなったが、順位を上げることはできなかった。

 これで先頭に立ったのは、ヒンチクリフ。以下ウィッケンス、ハンター-レイとなった。

 149周目にリードチェンジが起きた。2番手を走っていたウィッケンスは、ヒンチクリフが周回遅れのマシンに引っかかった一瞬の隙を見逃さず、一気にトップに浮上した。首位を奪われたヒンチクリフはペースが上がらず、ハンター-レイにも攻め立てられることになった。

 その直後、レース中盤に首位を走ったパワーがウォールにヒット。そのままピットにマシンを戻した。

 177周頃から多くのマシンが3度目のピットイン。ウィッケンスは179周目でのピットインとなった。燃費的にはこのままチェッカーまで走れるのか、ギリギリのタイミングである。

 佐藤琢磨は181周目にピットイン、ハンター-レイは183周を走ったところでピットインした。レイホールは189周目まで引っ張った。

 レース終盤、速さを見せたのはロッシである。一時周回遅れになったロッシは、リードラップに復帰すると、次から次へと前を行くマシンを交わし、一気に6番手まで浮上してみせる。しかも上位5台は燃費がギリギリの状態であり、優勝の可能性も見えてきた。

 残り21周というところで、2番手を走っていたエド・ジョーンズ(チップ・ガナッシ)がクラッシュ。このレース2回目のイエローコーションとなった。

 ピットがオープンになると、多くのマシンがピットイン、給油とタイヤ交換を行う。上位勢でステイアウトを選択したのはウィッケンス、ヒンチクリフ、ロッシの3台。佐藤琢磨もピットインしてフレッシュタイヤを履き、10番手につけた。

 残り7周からレース再開。ロッシは出遅れ、新品タイヤを履いたニューガーデンが2台を抜いて一気に2番手に浮上する。ニューガーデンはウィッケンスを攻めるが、なかなか抜けない。

 しかし残り4周。ニューガーデンがアウト側からズバリとオーバーテイク。首位に浮上する。

 ニューガーデンはそのまま後続を退け、見事トップチェッカー。ルーキーのウィッケンスが2位に、ロッシが3位となった。佐藤琢磨は最後パジェノーに抜かれ、11位でのフィニッシュとなった。

→インディカー・シリーズ第2戦フェニックスGP決勝結果

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この記事について

シリーズ IndyCar
イベント フェニックス
ロケーション ISM Raceway
ドライバー 佐藤 琢磨 , ジョセフ ニューガーデン
記事タイプ レースレポート