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衝撃の大クラッシュ……巻き込まれたカークウッドは批判撤回「ガス欠が予測できるわけじゃないしね」

インディカー第11戦アイオワで多重クラッシュに巻き込まれたカイル・カークウッドは、レースの映像を見直して意見を変えたようだ。

Sting Ray Robb, A.J. Foyt Enterprises

 アンドレッティ・グローバルのカイル・カークウッドは、インディカー第11戦アイオワで起きた大クラッシュについて、アレクサンダー・ロッシ(アロー・マクラーレン)とスティング・レイ・ロブ(A.J.フォイト・レーシング)への批判を撤回した。

 この大クラッシュが起きたのは、250周で争われたレースのファイナルラップ。フィニッシュを目指していたロッシがガス欠を起こし、失速してしまったことが引き金となった。

 スローダウンしたロッシに急接近したロブは、イン側からロッシを交わそうとしたものの、右のフロントタイヤがロッシの左リヤタイヤと接触してしまった。

 タイヤ同士の接触で跳ね上げられたロブのマシンは、宙を舞い、ひっくり返った状態でバックストレッチを滑っていった。

 一方、コントロールを失ったロッシのマシンはコースを横切るようにエプロン(オーバルのコース内側)部分へ。そこに前方で起きたクラッシュを避けようとしてスピンしたカークウッドや、エド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)がロッシと接触。カーペンターの左リヤタイヤがカークウッドのマシンの上に乗り上げ、コックピットの上を一部塞ぐような形で止まった。

 メディカルセンターで診察を受けた後、カークウッドはmotorsport.comを含むメディアに対し、「なぜ(ロッシがあの時点で)まだライン上にいたのか理解できない」「なぜスティング・レイが彼をパスしなかったのか理解できない」と述べた。

 しかしレース翌日の月曜日、カークウッドは自身のソーシャルメディアに次のように投稿した。

 

「一晩寝て考えた……僕は当初、両ドライバーともあそこでもっといい仕事ができたはずだと考え、そう言った。それを撤回するよ」

「アレックス(ロッシ)が自分のマシンがいつどこで燃料切れを起こすか、あるいは起きるかを予測するのは絶対に不可能だ。常に最も効率的なラインを使うことになる」

「スティング・レイはアレックスが燃料トラブルに陥っていることを知っていたが、コーナー出口でそれを避けようとするのも不可能だ」

「彼は乱気流の中にいたし、コーナー出口では無意識に速度を上げているものだ。近づくのが速すぎた」

 ロッシもまた、このクラッシュについて自身の考えを次のように綴っている。

 

 

「昨日のレースを終えて、3つのこと。1. エアロスクリーンを提供してくれたインディカーにとても感謝している。2. スティング・レイ・ロブが無事で本当に良かった。3. インディカーのセーフティ・チームがビジネス界でベストであることを再び証明した」

 ロッシは残り数周になるまで、燃料が不足する可能性について知らされていなかったという。

 マクラーレン・レーシングのザク・ブラウンCEOは「すまない、我々のミスだ。みんなが無事で良かった」とコメントしている。

 

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