ハータが圧巻のレコード更新でポールポジション! 佐藤琢磨は下位に沈む|インディカー第3戦ロングビーチ
インディカー第3戦ロングビーチの予選が行なわれ、アンドレッティ・オートスポートのコルトン・ハータが圧巻のレコード更新でポールポジションを獲得した。
写真:: Jake Galstad / Motorsport Images
インディカー第3戦ロングビーチの予選は、アンドレッティ・オートスポートのコルトン・ハータが圧巻の走りでコースレコードを更新。キャリア8度目のポールポジションを獲得した。
ハータはFP1で6番手、FP2で2番手と良い滑り出しを見せると、予選でもその速さを遺憾なく発揮。セグメント1のグループ1をトップで通過すると、12台で争うセグメント2でもトップタイムをマーク。予選セグメント3のファスト6まで順当に駒を進めた。
ファスト6に進出したのはハータのチームメイトであるアレクサンダー・ロッシ、ロマン・グロージャンの他、チップ・ガナッシのアレックス・パロウ、チーム・ペンスキーのジョセフ・ニューガーデン、アロー・マクラーレンSPのフェリックス・ローゼンクヴィストの計6名だ。
ファスト6では、まずロッシが1分6秒0台のタイムをマークするが、それをパロウが1分5秒8667で上回る。そしてさらに、ハータが1分5秒3095を叩き出す驚異のアタックを見せた。ファスト6に進出したドライバー全員が、2017年にエリオ・カストロネベスが記録した従来のコースレコード1分6秒2254を上回るハイペースだったとはいえ、ハータのタイムはそれを0.9秒以上更新する、驚きの新レコードとなった。
グロージャンも負けじと、ハータに対して0.1960秒差の2番手に続いていたが、ターン5への進入で左リヤがウォールと接触。これで足回りを壊してしまったようで、コーナー外側のタイヤウォールに激しくクラッシュしてしまった。
セッションは残り2秒で赤旗中断。グロージャンはベスト2ラップのタイムが抹消され、ノータイムの6番手で予選を終えることになった。
残り時間はわずかとなったタイミングでの赤旗だっただが、セッション再開から30秒以内にピットを出たグロージャン以外のドライバーには1ラップのアテンプトが許されることになった。ポール獲得を確信していたハータは少し混乱した様子も見せたが、ここでアタックに向かったのはローゼンクヴィストとロッシの2台のみ。どちらも赤旗前のタイムを更新できず、ハータがポールポジションを獲得した。
佐藤琢磨(デイル・コイン・レーシング with リック・ウェア・レーシング)は、FP1で24番手、FP2でも22番手と振るわず。予選でも良くない流れは変えられず、セグメント1のグループ1で12番手に沈んだ。決勝は23番手と後方からの追い上げを狙うことになった。
順位 | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | Mph |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | コルトン ハータ | アンドレッティ | 2 | 1'05.309 | 108.480 | ||
2 | ジョセフ ニューガーデン | Team Penske | 3 | 1'05.755 | 0.445 | 0.445 | 107.745 |
3 | アレックス パロウ | Chip Ganassi Racing | 3 | 1'05.866 | 0.557 | 0.111 | 107.563 |
4 | フェリックス ローゼンクヴィスト | Schmidt Peterson Motorsports | 5 | 1'05.934 | 0.625 | 0.068 | 107.451 |
5 | アレクサンダー ロッシ | アンドレッティ | 4 | 1'06.067 | 0.757 | 0.132 | 107.236 |
6 | ロマン グロージャン | アンドレッティ | 2 | ||||
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