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ルンガー、インディカーでのデビューレースは12位に終わるも満足「とてつもない経験だった」

アルピーヌの育成ドライバーでFIA F2に参戦するクリスチャン・ルンガーはインディカー第12戦でシリーズデビューを果した。12位でチェッカーを受けた彼は、「とてつもない経験だった」と語った。

Christian Lundgaard, Rahal Letterman Lanigan Racing Honda

写真:: Michael L. Levitt / Motorsport Images

 アルピーヌの育成ドライバーであり現在FIA F2へ参戦しているクリスチャン・ルンガーは、インディアナポリス・モーター・スピードウェイで行なわれたインディカー・シリーズ第12戦インディGP・レース2にレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングからスポット参戦。インディカー・シリーズのデビューレースを12位でフィニッシュし、「とてつもない経験だった」と語った。

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 ルンガーはデビュー戦の予選でトップから0.0286秒差の4番手を獲得し、大きな話題を呼んだ。しかし決勝では1周目にコルトン・ハータ(アンドレッティ・オートスポート)に抜かれた後、5番手を走行。1度目のピットストップのタイミングでは一時的にトップに立ち、第2スティントではインディGPで3度優勝経験があるシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)の後ろ10番手を走行した。

 2度目のピットストップ以降は14番手まで順位を下げたが、ルンガーはデビュー戦ながらもフェリックス・ローゼンクヴィスト(アロー・マクラーレンSP)やセバスチャン・ブルデー(A.J.フォイト)、パジェノーなどの勝利経験のあるドライバーを抑えて12位でチェッカーを受けた。

「今週末は素晴らしいモノになった」とルンガーは語った。

「一瞬一瞬を楽しめているよ」

「予選では、28台中トップ5以内に入れるとは思わなかった。そのおかげで、レースに向けて良いポジションにつけられたのだと思う」

「ある時点でレースをリードしたという経験も素晴らしいモノだけど、ミスをせずクリーンにレースを乗り切ることの方が大切だった。60周ではなく、むしろ85周くらいしたかったね」

「レース全体の経験を積むためには、マイルを稼ぐことが重要だった。僕らはやりきったけど、大変だった。長い2時間だったよ」

「どれだけプッシュできるかを理解することなど、タイヤマネジメントが一番苦しんだポイントじゃないかと思う。でも、とんでもない経験だったよ。上手くいったとは思うけど、僕らは攻撃的に攻めるよりも安全にいく方を重視していたのかもしれない。目標がミスすることなくやりきることだったから、それはクリアできたね」

「大変なレースだった。レース終盤のコーションは想定外だった。もうその時にはプッシュ・トゥ・パスが無くなりそうで、セバスチャン・ブルデーを抑えられたのはラッキーだった。彼は残り10周の時点で115秒もプッシュ・トゥ・パスを残していたから、僕を抜いていくだろうと思っていたからね」

「僕は12位で満足しているし、経験を積むことができた。アメリカで得た良い経験と共に帰国して、ゆっくり休むつもりだよ」

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 レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは、2022年に3台体制へ移行することを検討しており、今回スポット参戦を果たしたルンガーも3台目のドライバー候補のひとりであるという。

 チームのフルタイムドライバーであるグラハム・レイホールと佐藤琢磨のふたりは予選で8列目に沈んだ。しかしふたりは、この日堅実な仕事ぶりを見せた。

 レイホールはインラップとアウトラップで速さを見せ、ジャンプアップ。アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)やパトリシオ・オワード(アロー・マクラーレンSP)、ジャック・ハーベイ(メイヤー・シャンク・レースング)らとのバトルを繰り広げ、7位でフィニッシュした。

 佐藤は8番手まで順位を回復したものの、残り2周のターン1でニューガーデンと接触し、最終的に10位でチェッカーを受けた。

 レース後、レイホールは次のように語った。

「率直に言って、レース戦略はうまくいった。第1スティントでは、マシンに苦しんでいるドライバーを何人か抜くことができた」

「第2スティントで僕らはプッシュして、第3スティントではブラックタイヤ(プライムタイヤ)を履いた。他のドライバーは既にブラックタイヤを履いての走行義務を終えていたから、少し不利になってしまった」

「でもブラックタイヤで一番速かったのは僕らのマシンだったようで、それは良かった。それであまりタイムを失わずに最後のスティントに挑んで、いくつか順位を上げられたからね」

「今回はストレートを速くするために基本的には(ダウンフォースを)削っていたが、トラフィックに近づいた時には少し不利だった。僕らのチームは素晴らしい仕事をした。彼らをとても誇りに思うよ」

「全体的には、今日もたくさんのマシンを追い越せてよかったよ」

 

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