初オーバルテスト控えたミック・シューマッハー、インディカーへの適応は「すごく大変。フィートとかヤードを使うんだ」
今年からインディカーに挑戦するミック・シューマッハーは、初のオーバルテストを控えた準備について語った。
Mick Schumacher, Rahal Letterman Lanigan Racing
写真:: Penske Entertainment
元F1ドライバーであり、昨年はWEC(世界耐久選手権)を戦っていたミック・シューマッハーにとって、インディカー・シリーズへの移行は今のところ比較的順調だ。
しかし彼は2月4日に、課題に直面するかもしれない。ホームステッド・マイアミ・スピードウェイで初のオーバルテストに臨むからだ。1.5マイル(約2.4km)のオーバルで行なわれるこのプライベートテストは、彼が最も過酷な挑戦になると予想する、オーバルでのレースのやり方を学ぶための第一歩となる。
「(オーバルは)全く異なる状況だ。ハイラインがどうなっているのか、ローラインがどうなっているのか、前や後ろからの空力的な悪影響をどう抑えられるのか、といった課題を理解しようと努めている」
そうシューマッハーは語った。
「どれも僕にとって全く新しい経験だ。でも、とても興味深く、学ぶことに興味がある」
11月にレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLLR)と契約したシューマッハーはベテランのチームメイトであるグレアム・レイホールや、最近契約したドライバーコーチのライアン・ブリスコーの協力を得て、オーバルでの自身の成長を目指すことになる。
シューマッハーはホームステッドでのテストに備えてシミュレーターで作業を行なってきた。ただ「シミュレーターでできることには限界がある」とシューマッハーは語る。
「ただ左に流れていくだけだ。そこから学べることはほとんどない。バンプとか、マシンの挙動を再現するのはかなり難しい。でも、時間をかけて乗り越えて、オーバルを走る感覚を理解するつもりだ」
2月17日〜18日にはフェニックス・レースウェイでテストが予定されており、3月7日は同じフェニックスで彼にとって初のオーバルレースが行なわれることになる。そのため、早くオーバルに慣れることが重要になるだろう。
シューマッハーがオーバルレースに順応する上で重要な要素はスポッターの存在だ。
「それは挑戦的で、新しいことだろう」と、彼は付け加えた。
「でも、僕は他のドライバーよりもずっと情報が好きなドライバーだったと思う。だから、エンジニアたちにはできるだけ僕と話をするように常に促してきた。きっと、同じような状況になるだろうね」
「チームに強く訴えていた点の一つは、双方向無線システムを導入して、誰かが話している時でもエンジニアや必要な情報がチームに届くようにしたらどうか、ということだった。これはぜひとも実現したい」
「というのも、誰かが話している時にチームの他のメンバーが連絡できないという問題を抱えているからだ。僕がやってきたところ(カテゴリー)では運転中でもオープンな議論を交わすのはごく普通のことだ。これは僕たちが解決すべき課題だ」
シューマッハーは、これまで走ったことのないコースやパワーステアリングのないマシンへの適応に加え、使う単語や計測単位といった面でも細かい調整が必要だったという。
「メートル単位じゃなくて、フィートやヤードといった単位で話すんだ」
「かなりタフだったよ。今はまさに過渡期にあって、全てを理解しようと努め、全てをまとめ上げようとしているところだ」
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