モントーヤがインディ500で乗る3台目のマクラーレン、レブソンPPに敬意表し86号車に
アロー・マクラーレンSPは、今季のインディ500でファン・パブロ・モントーヤがドライブする3台目のマシンのカラーリングを公開。1971年にピーター・レブソンがポールポジションを獲得したことに敬意を表し、カーナンバーが当時と同じ86となることも分かった。
アロー・マクラーレンSPは、今季のインディ500にスポット参戦するファン・パブロ・モントーヤがドライブする3台目のマシンのカラーリングを発表。1971年にピーター・レブソンがマクラーレンM16を駆りポールポジションを獲得してから50年を記念し、カーナンバーが86番に決まったことも明らかになった。
モントーヤはこれまで、5度のみインディ500に参戦。しかしそのうち2勝を挙げるという抜群の相性の良さを示している。そのモントーヤは今季、アロー・マクラーレンSPの3台目のマシンを駆り、インディ500に参戦することを昨年の12月に発表。そして先月には、ミッション・フーズ社がモントーヤのマシンのメインスポンサーになることも決まった。
なおモントーヤは、インディ500のみならずその2週間前に同インディアナポリス・モータースピードウェイのロードコースで行なわれるインディ・グランプリにも出場することが決定した。
そのモントーヤがドライブするマシンは、オレンジと白のツートンカラーの塗り分けになっている。これは、今からちょうど50年前のインディ500で、ピーター・レブソンがポールポジション(決勝は2位)を獲得したことに敬意を表するモノ。カーナンバーも当時と同じ86番となった。
モントーヤは今回の発表に際し、次のようにコメントしている。
「1971年にピーター・レブソンが、マクラーレンにポールポジションをもたらした信じられないようなドライビングを讃え、僕のアロー・マクラーレンSPのマシンに86番をつけるのは特別なことだ」
そうモントーヤは語る。
「このチームは、豊かな歴史とエキサイティングな目標が見事に融合している。インディ500での3勝目を目指してこのチームに加わるのは、とてもスリリングなことだ」
チームの共同オーナーであるサム・シュミットも、次のようにコメントを寄せた。
「これは美しいマシンであり、(レギュラードライバーである)パト(パトリシオ・オワード)とフェリックス(ローゼンクヴィスト)がドライブする2台のアロー・マクラーレンSPを完璧にサポートしてくれる。86号車のエントリーをサポートしてくれたアロー・エレクトロニクスと、ミッション・フーズに感謝している。それにより、チームは3人の素晴らしいドライバーと3台のマシンを走らせ、レースに勝つチャンスを手にすることができる」
マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンも、次のように語る。
「今回のエントリーは、マクラーレンとインディアナポリス、ファン-パブロとインディアナポリス、そしてマクラーレンとファン-パブロという、3つの切っても切り離せない強力な関係の組み合わせを表している」
「そして何より、ファン、我々のパートナー、そして我々のチームにとって、ファン-パブロがこの世界的にも注目を集めるレースで、パトとフェリックスと共に戦うのを目にするのは、素晴らしいことだ」
2021年のインディ500は、5月30日に決勝レースが開催される予定になっている。
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