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新開催”ミュージックシティGP”の準備進む。地元スターのニューガーデン「すでに特別なレース」

新たにインディカーの”ミュージックシティGP”を開催する予定のナッシュビルでは、市街地コースの準備が進められているようだ。

Nashville City

写真:: Music City GP

 インディカー・シリーズは、ナッシュビルの市街地コースで”ミュージックシティGP”を8月6~8日に初開催する予定となっている。現地ではコースの準備が進められているようだ。

 カントリー・ミュージックの本拠地として知られるナッシュビル。レース名がミュージックシティGPと銘打たれているのはそのためだ。現在発表されているインディカーの2021年シーズンカレンダー全17戦のうち、ミュージックシティGPは12戦目に予定されている。

 11のコーナーからなるストリートコースは、朝鮮戦争退役軍人記念橋を通るロングストレートを備えている。インディカーのカレンダーにストリートコースが追加されるのは、2013年のボルティモア以来となる。

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 市街地コースの準備のために、スイスのジェオブルッグ社の2150枚以上のデブリフェンスパネルと、現地でコンクリート製のバリアを製造するための金型が海上輸送されているところだという。

 コースをデザインしたNZRコンサルティングのトニー・コットマンは、次のようにコメントした。

「世界中で彼ら(ジェオブルッグ社)の製品を見てきた。この分野でのリーダー的な存在になっているが、アメリカでこのバリアとパネルシステムが使用されるのは初めてになる。我々は最高の安全システムを手に入れたと感じている」

「インディカーが水の近くを走る時は常に、何かがあった際の救助のことを考えなければならない。しかし橋は比較的広く、コース幅は12メートル設けることができるだろう」

 ジェオブルッグ社のバリアとフェンスパネル約650枚が橋で使用される。コンクリートバリアとデブリフェンスの生産の大部分は現場で行なわれ、イベントの3週間前に設置されるという。

 チーム・ペンスキーで2度のインディカー王者に輝いたジョセフ・ニューガーデンは、ナッシュビルの北、約30kmほどにあるテネシー州ヘンダーソンビルで生まれており、地元レースで勝てば特別な気分になるだろうとmotorsport.comに話した。

「変な話だけど、このレースは既に他のイベントとは違う感じがするんだ」

「インディアナポリスに住みながらインディ500に参戦するようになったときは、インディアナポリスの出身ではないので、僕にとってはホームレースのようには感じなかったんだ」

「でもナッシュビルは違う。僕はその郊外で育ち、ゴーカートを運転し、いつかはレースカーをドライブすることを夢見ていたから、とても非現実的だ。故郷のすぐ近くでストリートコースのイベントが開催されるとは想像もしていなかった」

「ナッシュビル・スピードウェイでのオーバルイベントはあっても、ストリートコースのイベントが開催されるとは思ってもみなかった。だから今、それが現実のものとなったことは素晴らしいことだ」

「正直言って、このイベントにもインディカーにも、そして自分自身にも興奮している。このイベントが大成功すると信じている。地元のイベントであることがプレッシャーになるかどうかは、8月に実際に行ってみないと分からないけど……そうだね、少しは緊張感が増すかもしれない」

「メディアからの注目度が上がり、宣伝効果も上がり、ここに住んでいた頃の思い出を聞かれることも多くなるだろうし、そういったことが少しずつ増えていくんだ。そういったことが、少しだけ緊張感を高めるんだ」

 ニューガーデンは、ナッシュビルのコースレイアウトに感銘を受けており、レースが視覚的にも特徴的なトラックで開催されることを高く評価している。

「すごくクールだよね。あの橋を渡って、そしてあの美しい街並みを背景にしてレースができるんだ。ヘリコプターから撮った映像は絶対に信じられないようなものになるだろう。今年のベストショットのひとつになるだろうね」

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Photo by: IndyCar

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