ニューガーデン、来季導入ハイブリッドのテストに参加「まだやるべきことはあるけど、みんなにチャンスが生まれる」

来季インディカーに導入されるハイブリッドシステムのテストに参加したジョセフ・ニューガーデンとアレックス・パロウは、まだ課題は多いもののポジティブな印象を語った。

Josef Newgarden, Team Penske Chevrolet

 インディカーの2023年シーズンが終了してまだ3週間ほどしか経っていないが、オフシーズンは2024年から導入されるハイブリッド・エンジンのテストが目白押しとなっている。

 インディカーは来季から、現行2.2リッター・ツインターボV6エンジンのベルハウジング内に収まるほど、小型のコンポーネントによってハイブリッド化される予定となっている。

 このハイブリッドユニットは、シリーズに定着しているプッシュ・トゥ・パス・システムと同様に、展開時に最大150馬力の追加パワーを発揮。ブレーキング時にエネルギーを回生する。

 シーズン中からハイブリッドのテストは行なわれており、8月のセブリングではチップ・ガナッシ・レーシングのスコット・ディクソンとチーム・ペンスキーのウィル・パワーが1400マイル(約2200km)以上を走行した。

 シーズン終了後、テストプログラムは強化されており、直近ではアラバマのバーバー・モータースポーツ・パークでテストが行なわれた。

 2度目のチャンピオンに輝いたばかりのアレックス・パロウと、ジョセフ・ニューガーデンが参加し、それぞれホンダとシボレーのエンジンをテストした。

 パロウは新しいシステムについて「素晴らしかったよ」とポジティブな反応を見せた。

「正直なところ、そのフィーリングに驚いた。とっても良かったんだ。回生を増やしたり減らしたり、それをオートマチックにするかマニュアルにするか試したり、まだ色々なことをトライしている」

「まだすべてをまとめようとしているところだが、正直なところ、問題ないと感じた」

「大きな違いになるのかならないのかについては、エンジンやバッテリーの能力をまだ100%引き出せているとは思わないから、まだ分からない」

 ニューガーデンはmotorsport.comに「まあ、言うまでもなくまだ開発中だよ」と語った。

「まだやらなくちゃいけないことはたくさんある。でも来年はまた違ったものになるだろう」

「これからは、開発のためにリソースを投じたり、ドライビングやアプローチで完璧を目指すというチャンスがみんなに生まれる。それを経験するのは興味深いだろう。これまでやってきたこととは明らかに違う」

「まだ開発途上だ。これがどのように実装されるのか、最終的にどのようなモノになるのか、正確に決めようとしている段階なんだ」

「でも、このマシンをドライブしここまでの経験を経て、何か新しいことができるようになるのはエキサイティングなことだし、パフォーマンスを最大化するためのツールがまたひとつ増えることになる」

 インディカーの来季開幕戦は、セントピーターズバーグで3月10日に決勝レースが行なわれる。この開幕戦に向けたハイブリッドユニットの開発状況について、ニューガーデンは次のように語った。

「何事もそうだが、ルールを定義しなければならない」

「例えばプッシュ・トゥ・パスのようにね。元々プッシュ・トゥ・パスは10プッシュだけだったのが、突然200秒や150秒に発展し、自分の裁量で使えるようになった。だから、ハイブリッドシステムやコンポーネントの実装には、学習と開発に時間がかかるものだと思う」

「さまざまなドライバー、さまざまなチームからの複数のフィードバックが必要であり、インディカーもメーカーも最終的にこのシリーズにとって何がベストなのかを見極めようとしている」

 

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