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ニューガーデン、2027年導入予定のインディカー新シャシーは「軽量化が最重要のポイント」

インディカーは2027年にシャシーを変更し、ドライバーたちが重すぎると考えている現行シャシーでの15年間の活動に終止符を打つ見込みだ。

Josef Newgarden, Team Penske Chevrolet

 インディカー・シリーズで2度のチャンピオンに輝いたジョセフ・ニューガーデンは、2027年にデビューが予定されている次世代マシンの軽量化がチャンピオンシップに必要だと考えている。

 インディカーは2012年から、現行のダラーラDW12を徐々に進化させながら使い続けてきた。開発時の名称はIR-12だが、開発を行なっていたダン・ウェルドンが2011年の最終戦ラスベガスで事故で亡くなったことを受け、DW-12と名付けられている。

 インディカーはDW-12を使用している間に、様々な変化を経験してきた。2015年から3シーズンはホンダとシボレーがエアロキットを独自開発。その後ユニバーサルエアロキットが導入され、空力戦争時代は終わった。2020年にはコックピット保護デバイスのエアロスクリーンが導入され、これに対応したDW-12のアップデート版とも言えるIR-18が登場。さらに2024年にはハイブリッド化が行なわれたが、それらの変化をDW-12/IR-18は受け止めてきた。

 とはいえ、流石に設計が古くなってきたこともあり、インディカーは2027年に向けてIR-27と呼ばれる後継マシンの移行を進めている。

 2017年と2019年にタイトルを獲得したチーム・ペンスキーのニューガーデンは、改善が必要な様々な分野を指摘しているが、2024年のハイブリッド導入後に最も重要な要素として重量を挙げている。彼はより軽量なシャシーが今後のインディカーにとって重要だと考えている。

「僕にとっては、それ(重量)が一番のポイントだ。僕はそれを主張してきたし、ほとんどの人もそうだと思う」

「今のマシンを見ると、かなり重いレーシングカーになっていると思う。重量を減らすことが理想だ」

「それから今以上に高い馬力のマシンに、安定したエアロプラットフォームを備える。それはこの種のシリーズでは常に必要な要素だ」

 インディカーにおけるマシンの最低重量はスーパースピードウェイでは1635ポンド(約741kg)、ロード・ストリートは1785ポンド(約809kg)、ショートオーバルは1775ポンド(約805kg)となっている。ハイブリッド化により、最低重量が一気に増加した形だ。

「この4~5年、僕たちのレーシング・プロダクトはかなり良いものだったので、それを乱したり、完全にオーバーホールすることはないと思う。彼らはそれをさらに改善するための新しいアイデアに取り組んでいる」

「インディアナポリスは、おそらく最も混戦になる可能性のある場所のひとつで、そこでは素晴らしいレースが展開される」

「フィールド全体で競争が激しくなり、パッシングがしやすくなる。それは、今の僕たちに欠けているものだ。フロントの2台はパスできるけど、5台後ろはパスできないんだ」

「だからそういったものを改善することが、開発グループにとって最優先事項なんだ」

Josef Newgarden, Team Penske Chevrolet

Josef Newgarden, Team Penske Chevrolet

Photo by: Josh Tons / Motorsport Images

 エド・カーペンター・レーシングのチームオーナーでもあるエド・カーペンターは、「長い間このマシンを所有してきた」ことから、「何か新しいものを求める時期であることは間違いない」と同意している。

 彼は新シャシーがインディカーが現在見せているレーススタイルを継続させるのに役立つはずだと考えているが、そのためにはまだ長い道のりがあると認識している。

「新車の(開発)プロセスでミスを犯さないことが重要だと思う。というのも、今のレーススタイルが世界最高のプロダクトだと思うからだ」

「しかし、テクノロジーやその他すべてのものの最先端を行くためには、ちょっとしたリフレッシュとリセットが必要だ。それは必要なことだが、我々はまだ多くのことを学んでいるところだ。プロトタイプ的なものはいくつか見たが、まだ完成品にはほど遠いと思う」

「このプロジェクトがどのように発展していくのか、我々全員が楽しみにしている。今年に入ってどんどん明らかになっていくだろう」

 アロー・マクラーレンのパトリシオ・オワードは、新しいシャシーが低く、ファットで派手であることを望んでいると語り、一方で計画について話し合うために「近々ディナーか、何人かのドライバーが首脳陣と集まる」予定だと明かしている。

 

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