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アレックス・パロウ、インディカー2年目は名門チップ・ガナッシに移籍「夢のよう」

チップ・ガナッシ・レーシングは、フェリックス・ローゼンクヴィストに代わり、インディカー2年目となるアレックス・パロウが来季から加入することを発表した。

Alex Palou,  Dale Coyne Racing with Team Goh Honda

Phillip Abbott / Motorsport Images

 インディカー・シリーズに参戦しているチップ・ガナッシ・レーシングは、今季ルーキーながら印象的な速さを見せたアレックス・パロウを2021年シーズンのドライバーとして迎えることを発表した。

 パロウは今季フェリックス・ローゼンクヴィストがドライブしていた10号車のシートに収まることとなる。また、8号車のマーカス・エリクソンと9号車のスコット・ディクソンは残留し、NASCAR王者のジミー・ジョンソンが新たに加わるため、名門チップ・ガナッシは久々の4台体制で新シーズンを迎えることとなる。

 昨年は日本のスーパーフォーミュラに参戦し、いきなりチャンピオンを争うなどセンセーショナルな活躍したパロウは、今季からアメリカのインディカーに戦いの舞台を移し、デイル・コイン・レーシングwithチーム・ゴウから参戦した。最終的なランキングこそルーキー2番手の16位となったが、デビュー3戦目で3位表彰台を獲得したり、予選でしばしばトップ5につけるなど、非凡な才能を見せつけていた。

「控えめに言って、自分のキャリアの中でこの一歩を踏み出せたことに興奮している。チップ・ガナッシで走れるなんて夢のようだ」とパロウは語った。

「記憶している限りでは、僕はずっとこのチームを応援してきたし、どんなドライバーでも入りたいと思うようなチーム、そしてオーナーなんだ。スコットは素晴らしいシーズンを過ごして50勝に到達したし、6度目のタイトルも獲った。チームメイトとしてこれ以上ない存在だ」

「マーカスやジミーと働くのも楽しみだし、早くみんなと同じ時間を過ごしてチームに貢献したいと思っている」

 また、チップ・ガナッシのマネージングディレクターであるマイク・ハルは次のように語った。

「私は若いドライバーの成長を見るのがとても好きだ。今年はテストが行なわれない関係で事前にコースを知る機会もなく、アレックスのような若手ドライバーにとって難しいシーズンだったと思うが、そう考えると彼は素晴らしい仕事をしたと言える」

「我々は(シートに)ひとつ空きがあったので、彼を獲得できるようになった。チップ(ガナッシ/チームオーナー)には才能を見抜く目がある。アレックスには才能と活気があり、見ていて面白い」

「どこまでできるのかを見る、良い調査になると思うが、彼は質の高いチーム、エンジニアリング、チームメイトの下で1年間を過ごしている。彼はそこで果敢に立ち向かったんだ」

 

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