ポートランド予選:ハータがポールポジション獲得。佐藤琢磨は17番手
インディカー第16戦ポートランドの予選が行われ、コルトン・ハータ(ハーディング・レーシング)が2度目のポールポジションを獲得した。
Pole award winner Colton Herta, Harding Steinbrenner Racing Honda
Michael L. Levitt / Motorsport Images
インディカー第16戦ポートランドの予選は、コルトン・ハータ(ハーディング・レーシング)がウィル・パワー(ペンスキー)やスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)を抑えてポールポジションを獲得した。
ルーキーのハータは、予選最後のファスト・シックスをブラックタイヤで走り始めたが、ピットに戻りレッドタイヤに交換。最終アタックで57秒8111を記録し、自身2度目のポールポジションを手にした。
パワーは、最後のアタックに入った1コーナーでタイヤをロックさせてしまい、右のフロントタイヤにフラットスポットを作ってしまった。結果として、わずか0.0192秒差でポールを逃した。
ディクソンも週末を通して好調だったものの、ハータには0.0244秒届かず3番手だった。
ランキング3位につけているアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)は、わずかな差でファスト・シックス進出を逃し7番手。それでも、タイトル争いのライバルであるジョセフ・ニューガーデン(ペンスキー/13番手)やシモン・パジェノー(ペンスキー/18番手)よりも上位のグリッドを獲得した。
マーカス・エリクソンの代役として急遽参戦が決まったコナー・デイリー(シュミット・ピーターソン)は、この週末までシミュレーターも含めてポートランドで全く走行した経験がなかったにも関わらず、Q2に進出し9番手となっている。
前戦ゲートウェイで優勝を果たした佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン)は、チームメイトのグレアム・レイホールとともに苦戦。予選Q1グループ1に出走した2台はレイホールが7番手、佐藤が8番手に終わり、Q2に駒を進めることができなかった。
昨年はこのポートランドで優勝している佐藤だが、今年は17番手スタートから上位を目指すことになった。
【リザルト】インディカー第16戦ポートランド:予選結果
順位 | ドライバー | チーム | タイム | 差 | Mph |
---|---|---|---|---|---|
1 | Colton Herta | Harding Racing | 57.8111 | 122.302 | |
2 | ウィル パワー | Team Penske | 57.8303 | 0.0192 | 122.261 |
3 | スコット ディクソン | Chip Ganassi Racing | 57.8355 | 0.0244 | 122.250 |
4 | ジャック ハーベイ | Meyer Shank Racing with Arrow SPM | 58.1008 | 0.2897 | 121.692 |
5 | フェリックス ローゼンクヴィスト | Chip Ganassi Racing | 58.1620 | 0.3509 | 121.564 |
6 | ライアン ハンター-レイ | アンドレッティ | 58.1823 | 0.3712 | 121.521 |
フルリザルトを見る |
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments