来季インディカー参戦のプレマ、ローガン・サージェントとの交渉を認めるも「ドライバーの話をするにはまだ早すぎる」

プレマ・レーシングは2025年のインディカー・シリーズ参戦に向けて、ローガン・サージェントと接触しているという。

Logan Sargeant, Williams Racing

 欧州シングルシーターの雄とも言える古豪チームのプレマ・レーシングは、2025年からアメリカのインディカー・シリーズに挑戦する。チーム代表のレネ・ロジンはそのドライバー候補について、ウイリアムズからF1に参戦しているローガン・サージェントと話し合いをしたことを認めた。

 来季2台体制でインディカーに参入予定のプレマだが、彼らはF2やF3といったジュニアカテゴリーで成功を収めてきた。サージェントもその卒業生のひとりで、2020年のF3でオスカー・ピアストリ、テオ・プルシェールに次ぐランキング3位になった実績がある。

 ロジン代表はサージェントについて次のように語る。

「彼とは以前から知り合いだった」

「我々は話をしているが、今の段階では深く議論をしたいとは思っていない。なぜなら、我々は自分たちが望むスタイルでチームを作り上げることに集中していて、ドライバー(選定)は次のステージにあるからだ」

 またロジン代表はプレマのインディカー参戦が発表された際、すぐに競争力を発揮するチームづくりを目指していると明かしており、ドライバーラインアップに関しては「経験豊富なドライバーをひとり、そしてもちろんルーキーもひとり」としていた。

 こちらもプレマOBで、インディカーでもフンコス・ホリンジャーから2度フル参戦したカラム・アイロットに関しても、ロジン代表は関心を示していると語る。

「正直、彼に関しては……我々のリストにあるとは言わないが、関心のあるドライバーのひとりであることは確かだ。彼の経験や、過去に我々とレースをしたシーズン、そしてライバルとして我々と対峙したシーズンを考えればね」

「ただ、私の方からドライバーについて語るにはまだ早すぎる。毎日のように違う話を聞いているんだ!」

 そう語ったロジン代表は、2016年のインディ500覇者でもあるアレクサンダー・ロッシが今季限りでアロー・マクラーレンを離脱するというニュースに関しても、「話は聞いているよ」と答えるにとどめた。

 なお、プレマのアメリカでの拠点はインディアナになるという。そしてシュミット・ピーターソン・モータースポーツやレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングで働いてきたピアーズ・フィリップスがインディカー部門のCEOとしてオペレーションを指揮することになる。

「1ヵ月前にファクトリーでの仕事がスタートしたんだ」とロジン代表は説明する。

「1週間後には最初の2台のマシンを受け取る予定なので、そこがまずは最優先事項であり、チームを可能な限り高いポジションに置きたい」

「それから、ドライバーについてじっくり検討することになる。かなり多く接触しているが、現段階では接触しているに過ぎず、それ以上のことはない」

 当のサージェントは2023年にアレクサンダー・アルボンのチームメイトとしてウイリアムズからF1デビューを果たして以来、チームの戦闘力不足もあって1ポイントしか獲得できておらず、その将来は疑問視されている。

 自身の将来について尋ねられたサージェントは、次のように述べた。

「自分の仕事に集中し、今あるものを最大限に活かそうとしている」

「今はF1の内外であらゆる選択肢を探っているところだ。色々な選択肢がある」

「1年半の間、さまざまな憶測を耳にしてきたし、舞台裏で何が起こっているのかも分かっている。今はとても良い走りができていると感じているし、僕の目標はそれを続けることだ」

 

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