速報ニュース
IndyCar
レッドブル&インディカー、エアロスクリーン開発に向けパートナーシップ締結
インディカー・シリーズは、2020年シーズンから導入予定のエアロスクリーンを開発するために、レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズとパートナーシップを結んだ。

David Malsher
編集: 2019/05/25 6:19
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

インディカー・シリーズは、2020年シーズンからコクピット保護デバイスとして導入するエアロスクリーンを開発するため、レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズとパートナーシップを結んだ。
このエアロスクリーンは、先日行われたインディアナポリスGPで初搭載されたアドバンスド・フロンタル・プロテクション(AFP)に続く、ドライバーの安全性保護計画の第2段階である。
ドライバーの目前、中央部分に取り付けられたAFP。これが、エアロスクリーンの中央支柱の基盤となる。ここからセンターピラーが上方に伸び、そしてコクピットを覆うように形作られたトップフレームを支える。このトップフレームは馬蹄形になっていて、ロールフープの下に繋がっている。またこのトップフレームの高さは、ドライバーの視界から外れる位置に設定されている。
このデバイスが耐えられる負荷は、現在F1で使われているハロと同等の150kNになると予想されている。
エアロスクリーンの風防部分はポリカーボネート製のラミネートスクリーンで構成され、反射防止のコーティングが施される。また曇り防止装置も取り付けられ、ティアオフ(ヘルメットで言う捨てバイザーのようなシート)も装備されることになるだろう。そして全ては外部企業によって生産されると言う。
なおレッドブル・アドバンスド・テクノロジーズと、シャシー製造を手がけるダラーラが共同で、コクピットの冷却オプションを設計する予定だ。今回発表されたイメージ画像では、エアロスクリーンの直前に儲けられた通気口によってそれが行われるようになっているが、実際のデザインはまだ完成していないようだ。
デザインが完成すれば、夏には選ばれたドライバーによって実走テストがスタート。秋までに全チームにデリバリーされることになる。
レッドブルは2016年にF1用のエアロスクリーンを開発。ロシアGPのフリー走行でチームのマシンに搭載し、実際に走行させている。ただ、F1がコクピット保護デバイスにハロを選択したことで、レッドブルはエアロスクリーンの開発を中止していた。
レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズのCEOであり、レッドブル・レーシングのチーム代表でもあるクリスチャン・ホーナーは、次のように語っている。
「2016年にプロトタイプが開発され、デモンストレーションが行われて以来、コクピットエリアに正面から衝撃が発生した場合、ドライバーの安全性を向上させるというエアロスクリーンの可能性は明らかだった」
「この新しいインディカーとの提携により、レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズは、そのポテンシャルを十分に模索し、そしてアメリカ最大のシングルシーター・シリーズで重大な怪我の発生を防ぎ、命を救うのに役立つ保護システムを提供することになる」
「今後数カ月の間に、我々はインディカーやそのドライバーたちと密に協力してエアロスクリーンを洗練し、そして完璧なモノにする。2020年のレースでその結果が見られるのを楽しみにしている」
インディカー・シリーズのジェイ・フライ代表も、次のように語る。
「レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズ、ダラーラ、そしてインディカーによるエアロスクリーンに関するこの共同作業は、ドライバーの安全性を高めることに対しての尽力と情熱を示している」
「インディカーだけでなくグローバルな視点から、モータースポーツの安全性の進化において重要となるデザインを作成してくれた、レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズの皆さんに感謝する」
インディカーは昨年、PPGエアロスペース社製のエアロスクリーンをテストしている。このテストを担当したスコット・ディクソンも、次のように語っている。
「インディカーは、常にドライバーの安全を考える先頭に立っている。彼らは常に何をする必要があるのかを理解して、それを評価している。100年以上前にモータースポーツが始まって以来、様々な歴史を振り返ってみれば、彼らがやってきたことがわかる」
「このエアロスクリーンは、ドライバーの安全性を高める上での、インディカーの最新の取り組みだ」
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 インディ500:決勝前最後の走行”カーブデー”は、佐藤琢磨3番手。カナーン首位
次の記事 第103回インディ500決勝速報:佐藤琢磨僅差の3位! パジェノー初優勝
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
David Malsher

パロウが見事な今季初勝利。初ポールのルンガーはタイヤに苦しむ|インディカー第5戦インディGP
IndyCar
IndyCar
Grand Prix of Indianapolis
2023/05/14
パロウが見事な今季初勝利。初ポールのルンガーはタイヤに苦しむ|インディカー第5戦インディGP

マクログリンが3ストップ戦略で今季初優勝。グロージャンは初勝利ならず|インディカー第4戦アラバマ
IndyCar
IndyCar
Birmingham
2023/05/01
マクログリンが3ストップ戦略で今季初優勝。グロージャンは初勝利ならず|インディカー第4戦アラバマ

第107回インディ500へ向けた走行始まる。強風のオープンテスト初日はニューガーデン最速。佐藤琢磨は5番手
IndyCar
IndyCar
Indy 500 open test
2023/04/21
第107回インディ500へ向けた走行始まる。強風のオープンテスト初日はニューガーデン最速。佐藤琢磨は5番手

More from
レッドブル

レッドブル、シーズン初優勝よりも”学び”が重要? ドライバーふたりは2027年への準備を開始
F1
F1
バーレーンGP
1 日前
レッドブル、シーズン初優勝よりも”学び”が重要? ドライバーふたりは2027年への準備を開始

ハジャー、予選3番手も悔い残す「マックスは強すぎたけど、2番手なら可能だったはず」
F1
F1
バーレーンGP
1 日前
ハジャー、予選3番手も悔い残す「マックスは強すぎたけど、2番手なら可能だったはず」

「紙でできている」とフェルスタッペンが酷評したレッドブルRB22、セパンで今季初PP。今季初めて“ベンチマーク”となった要因とは
F1
F1
バーレーンGP
1 日前
「紙でできている」とフェルスタッペンが酷評したレッドブルRB22、セパンで今季初PP。今季初めて“ベンチマーク”となった要因とは
最新ニュース

アコスタ、日本は苦しい7位「こんなタフなレースは久しぶり」母国戦小椋とのバトルも演じる
MotoGP
MGP MotoGP
日本GP
46 分前
アコスタ、日本は苦しい7位「こんなタフなレースは久しぶり」母国戦小椋とのバトルも演じる

2026年のWRCは劇的決着! 親子王座見えたソルベルグ、フィニッシュまでコーナーあとふたつでコースオフ……エバンスが悲願の初王座
WRC
WRC WRC
Rally Italy
1 時間前
2026年のWRCは劇的決着! 親子王座見えたソルベルグ、フィニッシュまでコーナーあとふたつでコースオフ……エバンスが悲願の初王座

ラッセル、逆転タイトル遠のく痛恨のトラブルに「もう、笑うしかない。失望なんてレベルを超えている」
F1
F1 F1
バーレーンGP
4 時間前
ラッセル、逆転タイトル遠のく痛恨のトラブルに「もう、笑うしかない。失望なんてレベルを超えている」

【解説】一体何が起きていたのか? ソフトウェアのバグで複数台のマシンが突如ストップ。FIA再発防止を確約「バグがないソフトウェアなどないが……」
F1
F1 F1
バーレーンGP
4 時間前
【解説】一体何が起きていたのか? ソフトウェアのバグで複数台のマシンが突如ストップ。FIA再発防止を確約「バグがないソフトウェアなどないが……」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録