リカルド、インディカー参戦は精神的にまだ無理?「まだF1が頭の中にある」
来季のF1シートがないダニエル・リカルドだが、現状はインディカー参戦には興味がないことを改めて明らかにした。
写真:: Carl Bingham / Motorsport Images
今季限りでマクラーレンを離れたダニエル・リカルドは、2024年のF1参戦を目指すため、2023年は古巣レッドブルにサードドライバーとして復帰。リザーブやテスト、プロモーションランを含む役割を果たすことになる。
アブダビGPの週末には、リカルドは「レースから離れる時間が欲しかった」とシートを積極的に探さなかった理由について明かしていた。
しかし、母国オーストラリアでのスーパーカー参戦について彼は『Never Say Never(絶対にないとは言わない)』というアプローチを取っており、他カテゴリーでのレース参戦の可能性をわずかに残している。
一方で、マクラーレンのF1テストプログラムに加わっているインディカードライバー、パトリシオ・オワードはリカルドにインディカーをオススメしている。
「彼がオーバルをやりたがらないのはネットで見たし、それは尊重する」とオワードは語った。
「でも、彼はきっと気に入ると思う。彼はアメリカが大好きだから、ダニエルはすぐに馴染むと思う」
オワードのコメントに対してリカルドは、インディカーのファンであるとしながらも、彼の焦点は依然としてF1にあると繰り返した。
「多くのインディカードライバーが手を差し伸べてくれて、『友よ、君はここが好きだろう』と言ってくれた」
そうリカルドは語った。
「彼らはとても熱心で、シリーズをとても高く評価していた」
「インディカーのレースが素晴らしくないとは思っていないんだ。僕はたくさんレースを見ているし、ファンとして、観客として楽しんでいる」
「でも精神的には、まだそういう(インディカーに参戦する)状態じゃないんだ。まだF1が頭の中にあるような状態だよ」
10月の段階で、インディカー参戦の可能性について訊かれたリカルドは、「オーバルは怖い」と発言し、フルタイムでアメリカでのレースに参戦することは「むしろファンタジー」だと話していた。
「10年前なら、イエスと言っていたかもしれない。オーバルはOKじゃないと認めてもいい」
リカルドがF1にデビューした2011年以降、他のカテゴリーに直接触れる機会は限られていたが、プロモーション走行で2度、スーパーカーのマシンを試したことがある。
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