ロードアメリカ予選:ハータが最年少PP記録を更新。佐藤琢磨は6番手
インディカー第10戦ロードアメリカの予選は、コルトン・ハータ(ハーディング・スタインブレナー)がポールポジションを獲得した。
写真:: Michael L. Levitt / Motorsport Images
インディカー第10戦ロードアメリカの予選が行われ、コルトン・ハータ(ハーディング・スタインブレナー・レーシング)が、最年少ポールポジション獲得記録を19歳と83日に更新した。
ハータは、デビュー戦となった開幕戦セントピーターズバーグで8位フィニッシュ。インディ初開催となった第2戦オースティンでは、見事に最年少優勝を果たした。
その後はトップ10に入れないレースが続いていたが、今回は初日から好調を維持。予選Q1のグループ1をトップで通過した。さらには、チャンピオン争いを繰り広げるアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)やジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)を抑えて、グループ2でもトップタイムをマークした。
Q3では、ただひとり1分42秒台で1周を駆け抜け、予選を完全制圧。2008年のセントピーターズバーグでグレアム・レイホールが記録した、最年少ポールポジション記録(20歳と90日)を大きく塗り替えた。
ランキング5位の佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、プラクティス1回目では2番手につけるも、プラクティス2、3共に18番手に沈んだ。それでも、予選で復調。グループ1をハータに次ぐ2番手で通過し、Q2では5番手となった。Q3ではチームメイトのレイホールにわずかに及ばず、6番手で予選を終えた。
ランキング2位のロッシは、2番手から決勝に臨む。ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)は3番手、ポイントリーダーのニューガーデンは4番手だった。
ランキング4位のスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)は12番手、今年のインディ500ウイナーでランキング3位のシモン・パジェノーは16番手と、上位勢の明暗が分かれる結果となった。
【リザルト】インディカー第10戦ロードアメリカ:予選結果
順位 | # | ドライバー | チーム | タイム | 差 | Mph |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 88 | Colton Herta | Harding Racing | 1'42.9920 | 140.306 | |
2 | 27 | アレクサンダー ロッシ | アンドレッティ | 1'43.1693 | 0.1773 | 140.065 |
3 | 12 | ウィル パワー | Team Penske | 1'43.3749 | 0.3829 | 139.786 |
4 | 2 | ジョセフ ニューガーデン | Team Penske | 1'43.6036 | 0.6116 | 139.478 |
5 | 15 | グラハム レイホール | Rahal Letterman Lanigan Racing | 1'43.8076 | 0.8156 | 139.204 |
6 | 30 | 佐藤 琢磨 | Rahal Letterman Lanigan Racing | 1'43.8790 | 0.8870 | 139.108 |
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