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いざ3度目のインディ500制覇へ。佐藤琢磨、最終プラクティスで最速。本戦に向け「僕らには素晴らしいパッケージがある」

チップ・ガナッシ・レーシングの佐藤琢磨は、インディ500の最終プラクティス”カーブデイ”で最速タイムをマーク。「僕らには素晴らしいパッケージがある」と本戦へ向けて意気込んだ。

Takuma Sato, Chip Ganassi Racing Honda qualification photo

写真:: Geoffrey M. Miller / Motorsport Images

 チップ・ガナッシ・レーシングの佐藤琢磨は、インディ500の最終プラクティスであるカーブデイでトップタイムをマーク。日曜日に行なわれる決勝レースに向けて、自信を見せている。

 2017年と2020年のインディ500覇者である佐藤は、2023年シーズンから名門チップ・ガナッシに加入。オーバル戦のみ参戦することとなった。

 インディ500で佐藤はプラクティスから好調な走りを見せており、予選用セッティングが施されたファストフライデーで最速。レース用セッティングのカーブデイでも227.855mph(366.697km/h)を記録して、タイムシートのトップに立った。

 2番手にはチームメイトのスコット・ディクソン。チーム・ペンスキーのウィル・パワーを挟んでアレックス・パロウが4番手と、トップ4にチップ・ガナッシ勢が3台入った。

「今日は最高のカーブデイとなりました」

 佐藤はチームを介してそう振り返った。

「チームの4台はいずれもとても好調です」

「最も大切なことは、変更に対してマシンが正確に反応することです。これについてはみんなで話し合うことになりますが、僕たちには素晴らしいパッケージがあります」

「チームは申し分のない仕事をしています」

 佐藤は予選でファスト6進出を逃したものの8番手。3列目中央の決勝グリッドに並ぶこととなっている。なお、インディ500の決勝レースは、アメリカ東部時間5月28日の12時45分(日本時間29日1時45分)にスタートを迎える。

 
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