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”みんな”の優しさに触れた1年。佐藤琢磨が『TCM 2019』でファンに感謝

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”みんな”の優しさに触れた1年。佐藤琢磨が『TCM 2019』でファンに感謝
執筆:
2019/12/14 12:03

佐藤琢磨によるスペシャルトークイベント『Takuma Club Meeting 2019』が行なわれ、佐藤は集まったファンに2020年に向けた抱負を語った。

 インディカードライバーである佐藤琢磨のファンクラブイベント『TCM 2019』が、12月14日(土)に東京・代々木の山野美容専門学校で開催された。佐藤はシーズン2勝を挙げた2019年を振り返り、インディカー11年目となる2020年に向けた抱負を語った。

 佐藤は、2018年に引き続きレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングでインディカー・シリーズを戦った。第3戦アラバマでは自身初のポール・トゥ・ウィンを達成し、第15戦ゲートウェイでは2勝目をマーク。インディ500でも終盤までトップを争い3位に入るなど、キャリア10年目にして“ベスト”と言える充実したシーズンを送った。

 イベント前半は、インディカー参戦10年目となった2019年シーズンを振り返るトークショーが行なわれ、佐藤が映像を見ながら各レースを解説した。

 まずシーズン最初のハイライトとなったのが第3戦アラバマ。ポールポジションからスタートした佐藤は、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)からの猛追を振り切りポール・トゥ・ウィンを成し遂げた。彼は「嬉しかったですね!」と噛みしめるように語り、「シーズンオフの間の準備が報われました。ランキングも3番手に上がったので『よし、今年はいくぞ!』と思うことができました」と振り返った。

 第14戦ポコノでは、1周目に多重クラッシュに巻き込まれてしまった佐藤。事故直後にはクラッシュの責任が佐藤にあるのではないかとして大きなバッシングを受けた。この一件には彼もひどく落ち込み、体重も減少したという。

 しかし、彼はその後自身のSNSでオンボード映像を公開するなどして潔白を証明。翌戦の舞台であるゲートウェイ・モータースポーツ・パークに到着すると、佐藤はチームスタッフに暖かく迎えられた。また、パドックにいる現地のファンからも「君がどれだけ大変だったのかはよく分かっている。応援しているファンがいることを忘れないで」と声をかけられたという。

 そして迎えたゲートウェイでの第15戦。佐藤は一時ラップダウンされながらも、徐々にペースアップ。ピットタイミングも噛み合い、終盤には一気に先頭に躍り出た。そしてそのままトップを守りきり、シーズン2勝目のチェッカーを受けた。これで佐藤は、インディカー・シリーズが開催される4種類のサーキット(スーパースピードウェイ、ショートオーバル、ロードコース、ストリートコース)全てで勝利を収めたこととなった。

 悔しいレースの直後であっただけに、佐藤は喜びもひとしおだったようで、「みんなが奇跡を起こしてくれました。この時ばかりは『神様はいるんだな』と思いました」と語った。

 また、シーズンを振り返った後には、チームスタッフからのビデオメッセージがサプライズで流された。佐藤がチームから愛されていることを象徴するようなメッセージに、佐藤も顔を綻ばせた。

 トークショーの後は質問コーナーが設けられ、ファンからの疑問に佐藤が答えた。「今年1年を漢字一文字で表すなら」という質問に佐藤はこう返した。

「『優』ですかね。2019年は“みんな”の優しさを感じたシーズンでした」

 佐藤はさらに「みなさんの応援は届いていました。こういう時に支えてくれるのはやっぱりファンなんだな、と思いました」と、ファンからのサポートに改めて感謝していた。

 その後は抽選会やじゃんけん大会、握手会が行なわれ、佐藤とファンが交流を深めた。その中では、佐藤が主宰する小学生向けのカートイベント「グリコ x with you Japan TAKUMA KIDS KART CHALLENGE 2019 FINAL」の活動報告も併せて行なわれた。

 そしてフィナーレでは、『GAORA SPORTS』のインディカー中継に楽曲を提供している飯島玄麒による生演奏の下、佐藤のインディカーでの10年間の歩みを振り返る映像が流された。

 佐藤はファンに向けて、2020年こそ悲願のチャンピオンになってみせると高らかに宣言した。

「今シーズンは確かに浮き沈みがありましたが、あらゆるタイプのコースで勝てることを証明できた1年でした。目標だったシーズン複数回の勝利も達成できましたし、最終戦を終えるまではランキング5番手という好順位をキープしていました。これまでになく良いシーズンだったと思います」

「みなさんの想いも、僕の想いも一緒だと思いますので、これからもみんなと一緒に頑張っていきたいです。来年はチャンピオンシップを狙っていきます!」

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この記事について

シリーズ IndyCar
イベント Takuma Club Meeting
サブイベント Special Event
ドライバー 佐藤 琢磨
執筆者 戎井健一郎