レースレポート
IndyCar テキサス

インディカー第2戦テキサス:0.0669秒差の劇的決着! ニューガーデン、最終コーナーで逆転勝利

インディカー第2戦テキサスは、スコット・マクログリンが248周中186周をリードしたが、最終コーナーで前に出たジョセフ・ニューガーデンが逆転優勝した。

Josef Newgarden, Team Penske Chevrolet, Scott McLaughlin, Team Penske Chevrolet, Checkered Flag

 インディカー第2戦テキサスは、チーム・ペンスキーのジョセフ・ニューガーデンが劇的な逆転勝利を収めた。

 予選でポールポジションを獲得したのは、フェリックス・ローゼンクヴィスト(アロー・マクラーレンSP)。2番手に開幕戦ウイナーのスコット・マクログリン(チーム・ペンスキー)、3番手には、佐藤琢磨(デイル・コイン・レーシング・ウィズRWR)がつけた。

 スタートでは、佐藤が5番手までポジションを下げた一方、マクログリンはローゼンクヴィストをアウト側からパスし、首位に立った。

 アンドレッティのアレクサンダー・ロッシがスロー走行となったことでこのレース最初のイエローが出され、17周目にリスタート。このタイミングで、トップはマクログリン。この時までに、2番手ローゼンクヴィストの後ろ、3番手まで佐藤がポジションを取り戻した。

 54周目ごろから、上位勢のルーティーン最初のピットストップが始まっていった。佐藤は燃費やタイヤをマネジメントした甲斐あって、63周目までピットインを遅らせ首位を走ったが、ここで不運に見舞われてしまった。

 チームメイトのデイヴィド・マルカスがピットアウトする際にエンストしてしまい、佐藤はすぐに自分のピットボックスに入ることができなかったのだ。

 これでタイムをロスし、17番手まで後退した佐藤だが不運は続いた。99周目、デブリン・デフランチェスコ(アンドレッティ・オートスポート)の右後方を走っていた際、デフランチェスコがアウト側に膨らみ、佐藤の左フロントと接触。これで佐藤はマーブルの上に乗り、ウォールと接触してサスペンションにダメージを負ってしまった。

 その後、メカニックの修復により佐藤は一旦走行を再開したものの、ダメージの影響が残っていたため、20番手走行中の153ラップでリタイアすることを選択した。

 佐藤がウォールに接触したことによるイエローで上位陣も含め、多くのマシンがピットイン。ここでアロー・マクラーレンSPは2台ともにピットボックスにきちんとストップできないミスが生まれてしまった。ローゼンクヴィストはタイヤ交換のためマシンを押し戻す必要があり、16番手まで後退。パトリシオ・オワードは左フロントを担当するメカニックに接触してしまい、フロントウイングにもダメージを負った。

 114周目、129周目のリスタートでもクラッシュが発生し、イエローコーションの時間が長く続いたが、149周目のリスタートでは大きなトラブルはなく、マクログリン、ニューガーデン、ウィル・パワーとペンスキー勢がトップ3を独占した。

 マクログリンはニューガーデンに一度首位を譲るも、すぐに抜き返す。逆にニューガーデンはリナス・ヴィーケイ(エド・カーペンター)やパワーに抜かれ、ポジションを落としていった。今度は勢いのあるヴィーケイが160周目にマクログリンを交わしてトップに立つも、164周目にはこの2台をパスしてパワーがレースリーダーとなった。

 その後もペンスキーの3台、チップ・ガナッシのマーカス・エリクソンやスコット・ディクソンといったメンバーを主役にトップ争いが展開されていったが、残りが44周となったところでマクログリンが首位を取り戻すと、トップを快走した。

 そのままマクログリンが連勝するかと思われたが、ファイナルラップに入ったマクログリンの前には、周回遅れの列が。これに詰まってタイムをロスした間に、チームメイトのニューガーデンが一気に近づいてきた。

 マクログリンのアウト側に並んだニューガーデンは、最終コーナーで前に出ると、マクログリンよりも0.0669秒先にチェッカーにたどり着き、劇的な逆転優勝。248周中、186周をリードしたマクログリンは、連勝ならず2位となった。

 3位には、エリクソンが入り、ペンスキー勢のトップ3独占を防いだ。

 
Read Also:
順位 ドライバー チーム 周回数 タイム 前車との差 Mph ポイント
1 United States ジョセフ ニューガーデン United States Team Penske 248 2:09'29.727     165.467 51
2 New Zealand スコット マクログリン United States Team Penske 248 2:09'29.793 0.066 0.066 165.465 43
3 Sweden マーカス エリクソン United States Chip Ganassi Racing 248 2:09'31.080 1.353 1.286 165.438 36

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 インディカー、次世代パワートレイン導入を2024年に延期。2.4Lの新エンジン&ハイブリッド化を予定
次の記事 ハータが圧巻のレコード更新でポールポジション! 佐藤琢磨は下位に沈む|インディカー第3戦ロングビーチ

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本