トロント予選:パジェノー逆転王者へPP。佐藤琢磨10番手
インディカー第11戦トロントの予選が行われ、チーム・ペンスキーのシモン・パジェノーがポールポジションを獲得した。
Pole Award winner Simon Pagenaud, Team Penske Chevrolet
Michael L. Levitt / Motorsport Images
インディカー第11戦トロントの予選が行われ、ランキング3位につけている今年のインディ500ウイナー、シモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)がポールポジションを獲得した。
シリーズで唯一、アメリカを出てカナダ・トロントの市街地コースで行われるこのレース。パジェノーは初日のプラクティスから好調でFP1では5番手、FP2ではトップタイムをマーク。予選前に行われたFP3でも首位を譲らなかった。
予選Q1のグループ2をエド・ジョーンズ(エド・カーペンター・レーシング)に次ぐ2番手で通過したパジェノーは、Q2は5番手。6台でポールを争うファスト・シックスに駒を進めると、58秒4293を叩き出した。このタイムで、暫定トップに立っていたスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)を0.1655秒上回り、インディ500以来今季2度目のポールポジションを手にした。
3番手にはフェリックス・ローゼンクヴィストが続き、ディクソンと共にチップ・ガナッシが2,3番手を確保した。
ランキング2位のアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)はターン6で壁にタッチしてしまう場面があり、悔しさを露わにした。5番手にはランキング首位のジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)とタイトルを直接争うふたりが並ぶ形となった。6番手はジョーンズとなっている。
佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、Q1グループ1を5番手で通過。Q2に進んだが、ファスト・シックス進出には0.28秒ほど届かず、予選を10番手で終えた。
地元のジェームス・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン)はQ1グループ2で7番手となり、Q1敗退。また、グループ1で8番手となったウィル・パワー(チーム・ペンスキー)がQ1で姿を消すという波乱が起きた。4年以上に渡ってロード/ストリートコースで予選トップ10に食い込んでいたパワーだが、セットアップに苦しんだ上、ギヤシフトにもトラブルを抱え下位に沈んだ。
【リザルト】インディカー第11戦トロント:予選結果
順位 | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | Mph |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | シモン パジェノー | Team Penske | 4 | 58.4293 | 110.041 | ||
2 | スコット ディクソン | Chip Ganassi Racing | 4 | 58.5948 | 0.1655 | 0.1655 | 109.730 |
3 | フェリックス ローゼンクヴィスト | Chip Ganassi Racing | 3 | 58.6793 | 0.2500 | 0.0845 | 109.572 |
4 | アレクサンダー ロッシ | アンドレッティ | 5 | 58.9215 | 0.4922 | 0.2422 | 109.121 |
5 | ジョセフ ニューガーデン | Team Penske | 4 | 59.3103 | 0.8810 | 0.3888 | 108.406 |
6 | エド ジョーンズ | Ed Carpenter Racing | 3 | 59.5353 | 1.1060 | 0.2250 | 107.996 |
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