“F1行き”ハータの後任はウィル・パワー! 2度のインディカー王者が17年間所属のペンスキー離れアンドレッティ移籍
ウィル・パワーはF1テストドライバーに就任するコルトン・ハータの後任として、アンドレッティからインディカーに参戦することとなった。
インディカー・シリーズに参戦するアンドレッティ・グローバルは、2026年に同シリーズから離れるコルトン・ハータに代わり、ウィル・パワーを起用することを明らかにした。
2度のインディカー王者でインディ500の覇者でもあるパワーは先日、2009年から17シーズン過ごしたチーム・ペンスキーを離脱することが発表されたばかり。去就が注目されていたが、同じくトップチームの一角であるアンドレッティへの移籍が決まった。
今季までアンドレッティの26号車をドライブし、2024年にはランキング2位にも入ったハータは、インディカーを離れてF1参戦の夢を本格的に追うことになる。彼はアンドレッティが参画するキャデラックF1チームの公式テストドライバーに就任することが発表された。そこで空いた26号車のシートに収まるのが、パワーというわけだ。
アンドレッティ・グローバルのCOOであり、TWGモータースポーツ社長でもあるジル・グレゴリーは次のようにコメントを寄せた。
「まず最初に、アンドレッティ・グローバル在籍中、チームに素晴らしい思い出と成功をもたらしてくれたコルトン・ハータに感謝したい」
「我々は彼のことを誇りに思うと共に、F1という新たな挑戦における成功を心から願っている」
「そして、コルトンが乗ったホンダの26号車を引き継ぐ者として、ウィル・パワー以上に適しているドライバーはいないだろう。ウィルの選手としての才能は戦績が物語っている。それに彼は人柄も素晴らしく、チーム文化にも強くフィットすると感じている」
現在44歳のパワーはインディカーで最も成功したドライバーのひとりとも言われる。通算45勝は歴代4位であり、71回というポールポジション獲得数は誰にも破られていない。また2014年と2022年には年間王座を獲得し、2018年にはインディ500も制した。
パワーはペンスキー勢が低迷する中、2025年シーズンをランキング9位で終えた。ただポートランドでは優勝を飾り、今シーズンを支配したアレックス・パロウ以外で優勝を記録した6人の内のひとりとなった。来季加入するアンドレッティは、2012年以来タイトルから遠ざかっているものの、依然として勝利を狙える有力チームだ。
「アンドレッティ・グローバルに加入できることを本当に楽しみにしている。この機会を与えてくれたダン(タウリス)、ジル、そしてチーム全員に心から感謝している」
パワーはチームのリリースの中でそうコメントした。
「コルトンの活躍は以前から非常に印象深く見ていた。彼には大いなる才能があり、ヨーロッパでもきっと素晴らしい成果を出すだろう。彼の活躍を見届けるのが楽しみだし、26号車のクルーに恥じない走りをしたい」
「2026年にアンドレッティのチーム全員に会い、一緒に仕事を始めるのが待ちきれない。非常に優れた人材が揃っており、一緒に勝利を目指す過程を楽しめると確信している」
「それにホンダ(エンジン)で走れることも楽しみだ。彼らはこれまで強力なライバルだったが、これからはHRC(ホンダ・レーシング)と仕事ができるということでワクワクしている」
「カイル(カークウッド)、マーカス(エリクソン)への尊敬の念もある。彼らとはコース上で素晴らしいバトルをしてきたし、今後はチームメイトとして良いコンビネーションを築けると思っている」
「これは僕にとって新たな1ページとなる。環境を変え、新たなスタートを切ることが大きなエネルギーになることもある。待ちきれないね」
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