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F1の“スリップ”につけ! マクラーレンCEO、インディカーはF1の成功に学ぶべきと提言「今は相手になっていない」

マクラーレンのザク・ブラウンCEOは、インディカー・シリーズがF1の成功を参考にすべきだと考えている。

Zak Brown, CEO, McLaren Racing

Zak Brown, CEO, McLaren Racing

写真:: Steven Tee / Motorsport Images

 マクラーレンは現在、F1とインディカー・シリーズの両方に参戦している唯一のチームだ。ザク・ブラウンCEOは両シリーズでのチーム運営を通して、アメリカ最高峰のシリーズであるインディカーにはF1のようにできることがまだたくさんあると感じている。

 ブラウンCEOは、ロンドンで行なわれた英国Autosportのビジネスイベントに出席。その中で、インディカーがFOXスポーツと新たな放送契約を締結したことを賞賛し、このパートナーシップが素晴らしいものになると述べた。

「FOXスポーツCEOのエリック・シャンクスは、インディカーの大ファンだ。そういったCEOの情熱は、組織全体に浸透していくことだろう」とブラウンは言う。

「彼はDirecTV時代にデビッド・ヒルと密接に仕事をしていた。デビッド・ヒルは、今日のF1放送のあり方に大きな役割を果たした人物だ。だからエリックはF1に目を向け、そこから学ぶことを恐れないだろう」

 またブラウンは、インディカーがF1の成功を参考にすべきという意見を「スリップストリーム」という表現を用いてこう主張した。

「私は(インディカーが)F1のスリップストリームについているとは思えない」

「彼らは独自の存在でありたいようだ。それも素晴らしいことだとは思うが、F1の人気を鑑みるに、F1とインディカーが競争相手になっているとは思わない。むしろ彼らはF1の成功の流れに乗るべきなんだ。もっと積極的にそうする必要がある」

 では、インディカーが改善すべき点は具体的に何なのか? これについてブラウンは、デジタル分野とレーススケジュールだと語った。

 その他ブラウンは、インディカーが12年にわたって同じシャシーを使い続けていることを批判し、F1やIMSA、WEC、NASCARのように進歩を遂げたマシンを投入すべきだとした。ただこれに関しては、インディカーも2027年に新車を投入する予定になっている。

 ただ、インディカーにとって喜ばしいニュースは他にもある。アメリカンフットボールNFLのダラス・カウボーイズのオーナーであるジェリー・ジョーンズとのパートナーシップにより、同球団の本拠地であるテキサス州アーリントンでのレースが計画されているのだ。スタジアム周辺を取り囲むようなコースレイアウトとなる予定で、ブラウンも「F1マイアミGPのようになるだろう。これは正しいステップだ」と太鼓判を押した。

 

 

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