またアロンソとインディ500に出たいなぁ……マクラーレン、ザク・ブラウンCEOの野望「我々には勝てるマシンがあると思う」
マクラーレン・レーシングのザク・ブラウンCEOは、将来改めてフェルナンド・アロンソを、インディ500で走らせることができる日を夢見ている。
Fernando Alonso, 2019 Indianapolis 500 with McLaren Racing
写真:: Penske Entertainment
マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンは、今季はアストンマーティン・ホンダからF1に参戦するフェルナンド・アロンソに対して、いつでもインディ500に再挑戦できる機会を用意すると、ラブコールを送った。
アロンソは2001年にF1デビューし、2005年と2006年にルノーでワールドチャンピオンに輝いた。その後もWEC(世界耐久選手権)等に挑戦した2019、2020年を除いてF1への参戦を継続し、今季はアストンマーティン・ホンダのマシンをドライブすることになっている。
そのアロンソは、2017年、2019年、2020年と過去3回にわたってインディ500にも挑戦。2019年は予選通過を果たせず、2017年と2020年はそれぞれ24位、21位に終わっている。
ただ2017年のインディ500は、アロンソの才能を見せつける1戦だったと言える。当時はF1にフル参戦していたが、モナコGPを欠場してまでインディ500参戦を決断。予選では5番手となり、決勝でも27周にわたってラップリードを記録するなど、優勝争いを繰り広げた。しかし残り21周というところで、7番手走行中にエンジンが壊れ、ストップしてしまった。
なお、アロンソが決勝を走った2017年と2020年のインディ500は、いずれも佐藤琢磨が優勝している。
マクラーレン・レーシングのインディカー部門であるアロー・マクラーレンは、アロンソ以降、様々なドライバーをインディ500に参戦させるというプログラムを実施してきた。2021年と2022年にはファン-パブロ・モントーヤを走らせ、2023年にはトニー・カナーンを起用。2024年と2025年にはNASCARカップ・シリーズ王者のカイル・ラーソンにインディ500参戦のチャンスを与えた。
その姿勢は今年も例外ではなく、フル参戦ドライバーのパトリシオ・オワード、クリスチャン・ルンガー、ノーラン・シーゲルに加え、2014年にインディ500を制したライアン・ハンター=レイをスポット参戦させることになっている。
そんなマクラーレンは、アロンソを再びインディ500に挑戦させるという野望を抱いている。
2月4日(水)に、アロー・マクラーレンの新しい本拠地となるマクラーレン・レーシング・センターがグランドオープン。それに合わせてメディアの取材に応じたブラウンCEOは、アロンソが再びインディ500に参戦させる可能性について問われた。
「もしフェルナンドがF1から引退したら……その後ということになると思う。私は彼に会う度に、そのこと(インディ500に再挑戦すること)について話している。彼のF1での契約は、今年が最終年だ。とはいえ、彼が来年はもうF1に乗らないと言っているという意味ではないよ」
そうブラウンCEOは語った。
「我々にはインディ500で勝てるクルマがあると思っている。そして彼には、インディ500で勝てるだけの能力があるとも思っている。インディ500で彼と一緒にレースをしたのは、本当に楽しかった。彼自身も、1年(おそらく予選落ちした2019年)を除いて、楽しんでいたと思う。最初の年は特に素晴らしかった。まさに魔法のようだった」
「フェルナンドが、我々と共にインディ500に戻ってくるのを、ぜひ見たいね。だからそれは、私がこれからも、彼に言い続けることだ」
なおアロンソは、インディ500を勝つことができれば、F1モナコGP、ル・マン24時間レースと合わせて、世界三大レース完全制覇=三冠達成を果たすことになる。これを達成したのは、歴史上グラハム・ヒルただひとりのみだ。
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