【インディカー】A.J.フォイト、ホンダから12年ぶりにシボレーへ
A.J.フォイト・レーシングは、2017年よりホンダから12年ぶりにシボレーエンジンに切り替えることを正式発表した。
写真:: A.J. Foyt Racing
A.J.フォイト・レーシングは、ホンダから12年ぶりにシボレーのエンジンに切り替えることをチームは公式発表した。A.J.フォイト・レーシングには昨年まで佐藤琢磨が所属していたが、シボレーエンジンに切り替えることが確実視された時点で、琢磨はホンダエンジンを使用する他のチームに移籍することを模索していた。最終的に2017年はアンドレッティ・オートスポートと契約を締結した。
テキサスとインディアナポリスに拠点を置くA.J.フォイト・レーシングは、エンジニアとドライバーのラインアップが大幅に変更された。離脱した佐藤琢磨とジャック・ホークスワースの代わりは、カルロス・ムニョスとコナー・デイリーが務めることになる。
A.J.フォイト・レーシング会長のラリー・フォイトは次のように語った。
「私はシボレーという古くからの友人と再びタッグを組み、A.J.フォイト・レーシングの新章がスタートするのを楽しみにしている」
「このオフシーズンで、チームは多くの変化が起きた。私はその中で起きた課題を迅速に解決したことで、我々の計画に多くのポテンシャルをもたらしたと思っている」
シボレー・モータースポーツ・コンペティションのディレクターであるマーク・ケントは次のように付け足した。
「我々は、シボレー・インディカー・プログラムにA.J.フォイト・レーシングを迎え入れることができたことを嬉しく思う。シボレーとフォイトはインディカーレースで長い歴史を持ち、これまでも共に働いた経験がある。我々はパートナーシップを再び締結し、2017年シーズンを力強くスタートできることを楽しみにしている」
かつてインディ500を4度制し、今週82歳の誕生日を迎えたA.J. フォイトは、次のように語った。
「シェビー(シボレーの愛称)と再び仕事をすることになり、嬉しく思っている。過去に私は彼らと多くの成功を収めてきた。将来的にもさらに多くの功績を残せることを楽しみにしている」
A.J.フォイト・レーシングは、今月末にセブリングで最初のテストを行うことを目指している。
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