インタープロト第3大会富士は関口雄飛、野尻智紀がそれぞれ今季初優勝。ポイントランキングは福住仁嶺が首位に
2021年インタープロトシリーズの第3大会が行なわれ、第5戦は関口雄飛、第6戦は野尻智紀が優勝を飾った。

2021インタープロトシリーズ POWERED BY KeePerの第3大会(第5戦、第6戦)が9月25日〜26日にかけて富士スピードウェイで行なわれた。プロフェッショナルレースの第5戦では関口雄飛 (人馬一体ドライビングアカデミー)、第6戦では野尻智紀(J-Gear KI プロモート)が優勝した。
25日に行なわれた公式予選では、関口と坪井翔(NETZ NOVEL MIE)が1分44秒984の同タイムで並ぶという激戦に。先にこのタイムを計測した関口が第5戦のポールポジションを獲得した。
なお、26日の第5戦を前に行なわれたジェントルマンレースで複数台のマシンによるアクシデントが発生したことにより、彼らとマシンをシェアするプロフェッショナルドライバーにも影響が。マシンの修復が間に合わない関係で3名のドライバーがプロフェッショナルレースを欠場することとなり、その中にはランキング首位の山下健太(NAVUL)も含まれるという波乱の展開となった。
ウエットコンディションで行なわれた第5戦は各所で激しい争いが繰り広げられる中、関口が首位をキープして逃げる展開に。8番グリッドから混戦を抜け出してきた野尻が2番手に浮上し、最終ラップのホームストレートでは関口の背後にピタリと付けたが、オーバーテイクには至らずそのままチェッカー。関口が優勝、野尻2位、3位に坪井翔(NETZ NOVEL MIE)が続いた。

#55関口雄飛 (人馬一体ドライビングアカデミー)
Photo by: Inter Proto Motorsports
チェッカーを受けた各車はこの着順のままグリッドに再整列した後、ローリングスタートにより第6戦が開始された。トップに立ったのは野尻で、関口と坪井は接触により共に優勝戦線から脱落することとなった。
その後は福住が野尻を追いかけたが、ポジションは入れ替わることなく野尻がトップチェッカー。2位は福住仁嶺(キーパー号)、3位はロニー・クインタレッリ(ララパルーザ)だった。
今回の2レースを走ることができなかった山下はポイントリーダーの座から陥落。福住が山下に10ポイントの差をつけてランキングトップとなり、12月の最終大会に臨む。
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