新型コロナウイルスの影響で、新城ラリーが無観客で開催へ
新型コロナウイルスの影響で全日本ラリー第2戦「新城ラリー」が無観客で開催することを発表。今後、国内のモータースポーツイベントにも影響が出てきそうだ。
新城ラリー2017-セレモニアルスタート
3月14日・15日に愛知県で開催される予定の全日本ラリー選手権第2戦「新城ラリー」が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、無観客で競技を実施することを発表した。
これは新城ラリーの公式サイトで2月26日に発表されたもので、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、主催団体が協議。その結果、来場者、選手、ボランディアの安全確保を最優先するために、無観客で開催することを決定した。
これにより3月13日に予定されていたセレモニアルスタートや、14日と15日に県営新城総合公園、鬼久保ふれあい広場での企業ブース等の出展や飲食出店などのイベント関係も中止されるとのこと。さらに新城ラリーのギャラリーステージとして注目を集めていた県営新城総合公園内のSSも中止されることになった。
なお前売り駐車券などについては払い戻しされるとのこと。詳細は以下のサイトで確認いただきたい。
http://t.pia.jp/guide/refund.jsp
今後も国内モータースポーツ関連のイベント開催に影響か?
新型コロナウイルスの感染拡大は、国内モータースポーツイベントの開催にも徐々に影響を及ぼし始めている。既報の通り、3月7日・8日に鈴鹿サーキットで開催予定だった「モースポフェス2020」は中止となり、その他にも体制発表イベントが各所で中止となっている。
現時点でmotorsport.comが把握している情報によると、3月9日・10日のスーパーフォーミュラ鈴鹿公式テストは予定通り開催する方向。3月14日・15日のスーパーGT岡山公式テストも今のところは開催すべく調整を進めているとのこと。3月21日・22日のスーパー耐久開幕戦(鈴鹿)も、現時点では予定通り開催する方向で動いているようだ。
しかし安倍晋三首相は、今後2週間の大規模イベントは自粛し、イベントの中止や延期を主催者側に要請する考えを明らかにした。他のスポーツ競技をみるとサッカーのJリーグは3月15日までに予定していた全試合の延期を決定。同じくラグビーのトップリーグも延期を決めた。さらにプロ野球(オープン戦)やゴルフ、大井競馬などでは無観客試合として実施することを明らかにされている。
国内のモータースポーツ関係も現状を逐一確認しながら判断をしていくことになりそうで、今後もスケジュールに何らかの影響が出る可能性もある。
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