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レースレポート

SFライツ第4大会AP|宮田莉朋、過密スケジュールの中で2勝をマーク。ランク首位堅持

2020年の全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権の第4大会がオートポリスで行なわれ、宮田莉朋が第9戦と第11戦を制しポイントランキング首位の座をキープした。

宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S)

写真:: Masahide Kamio

 シーズン後半を迎えた2020全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権。その第4大会がオートポリスで3レースが行なわれ、スーパーフォーミュラとダブルエントリーした宮田莉朋(カローラ中京Kuo TEAM TOM’S)が過密スケジュールの影響を感じさせない走りを披露し、第9戦と第11戦で優勝を飾る活躍を見せた。

 11月14日(土)朝に行なわれた公式予選では、宮田は1分35秒493のベストタイムを記録し第9戦のポールポジションを獲得。2番手に阪口晴南(B-MAX RACING TEAM)、3番手に名取鉄平(TODA RACING)が続いた。セカンドベストタイムでは名取が最速タイムをマークし、第10戦のポールポジションを手にした。その後方は阪口、宮田というトップ3のオーダーとなった。

 そのまま土曜日の午後に行なわれた第9戦決勝は21周のレース。宮田が好スタートを決めてトップのまま1コーナーを通過し、阪口と名取が続く展開となった。宮田は序盤から快調なペースで後続を引き離していき、5周目には2番手の宮田に対して2秒のマージンを築くと、その後もアクセルを緩めることなく、さらにリードを広げていった。

 後方では各所で接近戦のバトルが繰り広げられる中、14周目に小高一斗(カローラ中京 Kuo TEAM TOM’S)がマシントラブルでストップしリタイアとなった。なお小高はこの日の夜にエンジン交換を行ない、翌日はグリッド降格ペナルティを受けることになった。

 トップの宮田は最終的に8.3秒までリードを広げてフィニッシュ。今季7勝目をマークするとともにファステストラップも記録してボーナスの1ポイントも追加した。2位には阪口、3位には名取が続く結果となった。

 11月15日(日)朝に行なわれた第10戦決勝は前日より短い14周で争われた。ポールポジションは前述の通り名取だったが、スタートでは2番グリッドの阪口が好ダッシュをみせ先頭で1コーナーを通過。2番手に下がった名取は3コーナーの進入でアウトから並びかけるなど再逆転を試みたが、ここは阪口がトップを守った。

 阪口、名取、宮田の順でレースが進んでいく中、エンジン交換により9番グリッドからスタートした小高が怒涛の追い上げをみせ、2周目に4番手まで浮上。トップ3台を追いかけた。

 前日の第9戦では宮田の独走劇となったが、この第10戦では阪口が後続を大きく引き離す展開となった。10周目に1分37秒114でファステストラップを記録し、そのままトップチェッカー。最終的に8.2秒のリードを築いて今季3勝目を挙げた。2位には名取、3位には宮田が続いた。

 そこから約4時間のインターバルを経て行なわれた第11戦決勝は、前日の第9戦の結果を基にグリッドが決定。宮田がポールポジションからトップを守り、阪口と名取が追いかける展開となった。

 2周目に1分37秒797のファステストラップを刻んだ宮田は、第9戦同様に逃げるレース展開に持ち込もうとした。しかし、今回は阪口もしっかりと食らいつき2秒~3秒のギャップを維持した。しかし、宮田に仕掛けるまでには至らず、そのままフィニッシュ。今季8勝目を飾った。2位に阪口、3位に名取が入った。

 宮田はスーパーフォーミュラとのダブルエントリーで、非常に多忙な週末。第11戦の表彰式を終えると一目散にスーパーフォーミュラのピットに走っていき、レーシングスーツを着替えてマシンに乗り込んだ。まとまった休憩時間もないため、グリッド上で昼食替わりに栄養補助食を口にする程度……終始慌ただしい様子だった。自身のTwitterでも「僕にとって忘れられないレースウィークになったと思います」と投稿していた。

 これで合計113ポイントに伸ばし、ランキング2位につける阪口との差を25ポイントにした宮田は、日曜日の第11戦での優勝とファステストラップ獲得を重要視していたと語り、次回の鈴鹿大会に向けてさらに気を引き締めていきたいとコメントした。

「第10戦はライバルが優勝とファステストラップを獲ってポイント差を縮められてしまったこともあり、第11戦で最大限の得点を獲ることを目標に気を引き締めて挑みました。結果的にはすごく良いレースとなりました」

「今回のオートポリス大会は苦手意識がありましたが、チームと何度もミーティングをした結果、こうして良いレースウイークを送ることができました。次も優勝、ファステストラップ、ポールポジションを獲っていきたいと思います。早くチャンピオンが決められるように、今後も気を引き締めていきたいです」

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