全日本F3第4戦も坪井翔が独走、開幕4連勝を飾る
2018年の全日本F3第4戦SUGO。前日の第3戦に続き坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)がポール・トゥ・ウィンを獲得した。

スポーツランドSUGOで行われた2018全日本F3選手権の第4戦決勝。ここまで全戦でポール・トゥ・ウィンを果たしている坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)が優勝。開幕4連勝を飾った。
26日(土)に行われた公式予選のセカンドベストタイム順でグリッドが決定する第4戦。しかし、予選終盤にアクシデントが発生し赤旗で終了となってしまった関係で、セカンドベストのタイムをまともに記録できていないドライバーが多く、ポールポジションは開幕4戦連続の坪井で変わりはないが、フロントロウには大湯都史樹(TODA FIGHTEX)、3番手に宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)、4番手に阪口晴南(TODA FIGHTEX)という上位陣となった。
スタートでは坪井が安定したダッシュを決めトップで1コーナーを通過するが、となりの大湯が出遅れ、宮田と阪口に抜かれてしまう。
結局、今回もカローラ中京 Kuo TEAM TOM’Sのワンツーでレースが進んでいくことになるが、ここでも坪井のペースがよく、徐々に宮田を引き離していく。さらに5周目には坪井が1分14秒152のファステストラップをマークし、第2戦鈴鹿から3戦連続でフルポイントを獲得するかに思われたが、宮田も負けじとペースをあげ、残り2周というところで1分14秒089を記録。ファステストラップの1ポイントをもぎ取った。
しかし、坪井との差は最後まで詰めることができず、そのままチェッカーフラッグ。坪井は4戦連続でポール・トゥ・ウィンを飾った。2位には宮田、3位には阪口が続いた。
開幕戦から負けなしの好調さを見せている坪井。早くもランキング2位の宮田に対して16ポイントのリードを築いた。次回は富士スピードウェイで7月7~8日に第5戦・第6戦が開催される。
この記事について
シリーズ | SFライツ |
イベント | 第3戦、第4戦SUGO |
サブイベント | 第4戦 |
ロケーション | スポーツランドSUGO |
執筆者 | Tomohiro Yoshita |