第17戦:F3王者となった坪井翔、雨でも強さを発揮し今季14勝目

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第17戦:F3王者となった坪井翔、雨でも強さを発揮し今季14勝目
執筆: 吉田知弘
2018/09/30 4:21

2018全日本F3選手権第17戦の決勝は、ウエットコンディションの中でも強さをみせた坪井翔が今季14勝目を挙げた。

 スポーツランドSUGOで行われている全日本F3選手権のSUGO大会。週末では3レース目となる第17戦の決勝レースが行われ、坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)が今季14勝目を飾った。

 今日は第17戦と代替え開催となる第9戦が予定されているF3のSUGOラウンドだが、台風24号の接近による天候悪化を懸念して、午前9時過ぎにスケジュールと各レースの周回数の変更が発表された。

 当初は25周で行われる予定だった第17戦は20周に減算され、予定より20分早い11時20分からスタートが切られることとなった。なお、午後に予定されている第9戦も18周から15周に周回数が変更されている。

 朝から雨模様となったスポーツランドSUGOだが、レース前には雨が止み、路面コンディションも回復方向に向かうかと思われた。しかし、スタート進行で各車がグリッドについたあたりか雨が降り始め、やや小雨が降る中で20周のスタートが切られた。

 第15戦の結果により第17戦のグリッド順が決定。今回も坪井がポールポジションからスタートを切ったが、ウエット路面でも抜群のダッシュを決め余裕を持ってトップで1コーナーへ。一方、2番手の宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)が出遅れ、後続集団に飲み込まれ4番手に後退。笹原右京(THREEBOND)が2番手、金丸悠(B-MAX RACING F3)が3番手に上がった。

 後方ではアクシデントが連続し、2コーナー立ち上がりでは山口大陸(タイロクレーシング28号)がスピン。さらに3コーナーを立ち上がったところで阪口晴南、大湯都史樹が接触しスピンを喫したところに、回避しようとした小高もコントロールを乱しコースオフ。小高はそのままリタイアとなり、阪口はS字の出口でマシンを止めた。大湯はなんとかピットまで戻るが、こちらもリタイアとなった。

 さらに8周目の2コーナーではDRAGON(TEAM DRAGON F317)がスピンを喫しリタイア。終盤にもスピンやコースオフするマシンが発生するなど波乱の展開となった。

 その中で、昨日の第15戦でシリーズチャンピオンを決めた坪井はアグレッシブな走りで後続を徐々に引き離し、一時は2番手の笹原に対し4秒のリードを築いた。ウエットコンディションには自信があると話していた笹原だが、坪井のペースに追いつくことができず、レースが終了。坪井が今季14勝目をマーク。第8戦岡山から続く連勝記録を9に伸ばした。

 2位には笹原が入り、SUGOラウンドでは3戦連続の表彰台を獲得。3位の金丸は今季3度目の表彰台を記録した。

全日本F3選手権 第17戦決勝結果

1. 坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)

2. 笹原右京(THREEBOND)

3. 金丸悠(B-MAX RACING F3)

4. 宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)

5. 片山義章(YTB F318)

6. 根本悠生(Albirex-RT)

7. 藤波清斗(B-MAX RACING F3)

8. 河野駿佑(HubAuto F318)

9. ジェイク・パーソンズ(NODAレーシング)

10. 三浦愛(EXEDY B-Max F317)

11. 山口大陸(タイロクレーシング28号)

12. 吉田基良(B-MAX ENGINEERING F3)

ーー以上完走ーー

      DRAGON(TEAM DRAGON F3)

      大湯都史樹(TODA FIGHTEX)

      小高一斗(Planex スマカメ・F3)

      阪口晴南(TODA FIGHTEX)

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この記事について

シリーズ 全日本F3
イベント 全日本F3第15、16、17、9戦
サブイベント 日曜日 決勝(第17、9戦)
執筆者 吉田知弘
記事タイプ レースレポート