全日本F3再挑戦のチャンスを掴んだ大津弘樹「初心の気持ちで全力でいく」

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全日本F3再挑戦のチャンスを掴んだ大津弘樹「初心の気持ちで全力でいく」
執筆:
2019/04/02 10:45

THREEBOND RACINGから全日本F3選手権に参戦するチャンスを掴んだ大津弘樹。初心に戻って全力で頑張りたいと意気込みを語った。

 2019年の全日本F3選手権に、急きょフル参戦することが決まった大津弘樹。これまでの経験を活かし、シリーズチャンピオンを目指して全力で臨みたいと語った。

 昨年からスーパーGT、スーパー耐久などツーリングカーレースに戦いの場を移しアグレッシブな走りをみせる大津。しかし、彼の中ではフォーミュラカーのレースに復帰したいという思いが消えることはなかった。そして昨年末にマレーシアで行われたGT500のメーカーテストで、その思いはさらに強くなったという。

「昨年末、マレーシアでGT500をテストさせてもらった時に、初日がすごく遅くて、ダウンフォースがあるクルマの乗り方とか(色々な感覚)を戻すまでに時間がかかってしまいました。その時間をなるべく埋めたいなと思いましたし、そういう経験をしたからこそ、やっぱりフォーミュラに乗りたいなと思っていました」

 そう語った大津。実は全日本F3復帰を目指し、今年2月にTHREEBOND RACINGのオーディションに参加していたとのこと。その時に、エナム・アーメドを起用することでチームは決定したが、3月の鈴鹿合同テスト終了後に契約上に重要な問題が発生したため、アーメドはTHREEBONDを離脱することになった。

 その後任ドライバーとして、大津に白羽の矢がたったのだ。

「実は岡山でテストに参加したんですけど、そこで(シートが)決まらなくて。今年は2カテゴリーだなと思ってシーズンに集中していたところに、スリーボンドさんからそういうお話をいただいて、本当に嬉しかったしありがたかったです」

「12号車は伊与木さんがエンジニアで、たくさん引き出しを持っていらっしゃいますし、すごくレベルの高いところで戦えると思います。とにかく復活できるのが嬉しいです」

 大津は2016年と2017年に全日本F3に参戦し、2017年最終戦のSUGOでは初優勝をマーク。さらなる活躍が期待されていた中で、同カテゴリーでのシートを失うことになってしまった。そこから様々な経験を積み、さらに進化した自身の姿を見せたいと語った。

「最初に参戦していた時に優勝はしましたけど、シリーズは5位で終わって上位に絡めなかったし、その時は安定性もなかったです。今年は参戦できるからにはチャンピオンを狙って優勝回数も稼いでいきたいです」

「(スーパーGTやスーパー耐久などで)タイヤテストを多くやってきた中で、僕自身ピークグリップの感じ方とかは多少良くなった部分があると思います。(F3は)ワンメイクタイヤですけどコンディションによって色々変化すると思うので、その辺をすぐに感じ取って速さにつなげられるようにしたいです。今の全日本F3は海外からも注目されていると思うので、その中で勝ちたいですね」

「ただ合同テストに参加するのは4月の富士テストが初めてなので……正直、どんなポジションにいくのかという部分で少し緊張しています。でもF3経験者だからといって上から(目線で)いかず、初心の気持ちで全力で頑張りたいです」

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この記事について

シリーズ 全日本F3
ドライバー 大津 弘樹
執筆者 吉田知弘
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