三浦愛、今シーズン初入賞「今までで一番のヘビーウェット。反省点も多かったが、良い経験もできた」【EXEDY B-Max Racing teamレースレポート】

シェア
コメント
三浦愛、今シーズン初入賞「今までで一番のヘビーウェット。反省点も多かったが、良い経験もできた」【EXEDY B-Max Racing teamレースレポート】
2018/09/15 4:17

岡山で今シーズン初入賞を果たした三浦は、これまでのキャリアで一番のヘビーウェットの中で、反省点も多かったが良い経験もできたと語った。

全日本F3選手権Rd.13、Rd.14、Rd.9

■開催日時 2018年9月8日(土)、9月9日(日)
■開催サーキット 岡山県 岡山国際サーキット(1周3.703km)
■大会名 SUPER FORMULA 2018.ROUND.6 OKAYAMA

2018年9月8日(土)雨
予選結果 第13戦:10位/1分39秒649 第14戦:9位/1分40秒070

 台風によりキャンセルとなった第9戦を含め3戦が行われる今回の岡山ラウンドは、またも悪天候に見舞われた。グリッド順は予選30分間の走行でのベストタイムが第13戦、セカンドベストタイムが第14戦、第13戦決勝の順位が第9戦にそれぞれ反映されるルール。午前9時、ヘビーウェットコンディションの下、予選が開始された。

 路面状況がこの先どう変化していくのか予想がつかないことで、各マシンはウェットタイヤでまず一斉にコースイン。周回を重ねていく中で、ベストなアタックタイミングを探ることになる。1周が短い岡山ではクリアラップをとることも容易ではなく、アタックラップに入るまでの2周はコース上で駆け引きが行なわれることになった。

 三浦選手は開始直後にコースインした数台からやや時間を置いてコースイン。路面の水の量はそこから少しずつ減っていく傾向となり、どんどんタイムを伸ばしていった。そして計測5周目にこの時点で4位となる1分39秒649を三浦選手がマークした後、コース上に1台がストップしたため予選は赤旗中断に。雨やポジショニングに翻弄されるマシンが多かった中、三浦選手はここまで順調だった。

 ところが赤旗が解除になった残り8分あたりが最も路面状況が良く、ここで各マシンが一気にタイムを伸ばした一方で、三浦選手は慎重になりすぎ限界まで攻めることができず。この タイミングでベストタイムを更新することができなかった。最終的にベストタイムは10位、セカンドベストは9位に留まることになった。

■三浦愛選手コメント
「路面状況が最も良かった赤旗後の1アタック目を攻めきれなかったのは残念。一旦ピットインしたことで気持ちが振出しに戻り、すぐにはエンジンがかからなかった、というのが正直なところです。クルマのバランスは良かったので、もっとうまく組み立てられていれば39秒台前半は可能でした」

「午後の決勝も雨になると思いますが、コンスタントにペースを維持し相手のミスをうまく誘っていければ順位を上げるチャンスはあるはず。リスクはなるべく避けて、得意なコーナーで勝負していきたいと思います」

第13戦決勝 6位/30分08秒265

 雨は予選後も、降ったり止んだりを繰り返すことになった。第13戦決勝がスタートする午後2時10分頃は幾分弱まったものの路面状況はそれほど上向かず、コーナーでは水しぶきが視界を妨げ突っ込み過ぎるとすぐにブレーキロックしてしまうような、プッシュが非常に難しい状況だった。このため順位を上げる数少ないチャンスのスタートからレース中も、たびたび波乱が起きることになった。

 成否が真っ二つに別れたスタートは、三浦選手は成功。1コーナーまでにふたつ順位を上げさらに2コーナーで1台がコースアウトしたことでオープニングラップを7位で通過する。その後レースは、ミスをしないギリギリのラインを読み切り安定した走りをしたマシンが順位を上げていくという展開。三浦選手がまさにそうで、6位に近づけない一方で後続も寄せつけず、 中盤まで危なげのない走りを見せる。

 レースは後半も濡れた路面に翻弄されミスを喫する場面が度々見られ、10周目には2位を走っていたマシンが痛恨のオーバーランでリタイヤ。ここで6位に浮上した三浦選手はその後もミスすることなく18周を走り切り、今季初のポイントを獲得した。またこの6位は明日の第9戦決勝のグリッド順に反映されることで、再びポイントを獲得する期待も高まることになった。

■三浦愛選手コメント
「グリッドについてから雨はさらにひどくなって、かなりリスキーな状況の中、まず片山選手を抜けたのが大きかった。その後は着実に攻めていった結果、うまく生き残れたという感じです。一時後ろに近づかれたときも、向こうがミスをして離れていってからは楽になり、あとはベストタイムを更新することだけを考えて走りました」

「終盤ペースを上げていけなかったのは残念ですが、集中力を切らさずにその状況なりに常に攻めていくこともできたし、18周全体の内容としてはそれなりに良かったと思います」

「レインセッティングのフィーリングも全体的に良く、路面の変化にもついて行けると思うので、6位からスタートする明日のレースでも入賞圏内を守れるよう頑張ります」


2018年9月9日(日)雨

第14戦決勝 10位/36分28秒565

 前日に続き、この日も岡山は朝から雨。このためレーススケジュールは変更となり、午前中の第13戦が18周、午後の第9戦が13周と周回数も減算に。ヘビーウェットコンディションの下、午前10時15分に第14戦決勝がスタートした。

 第13戦のときよりもさらに路面の水の量は多く、安全面を考慮しレースはセーフティカーランから始まった。これにより得意のスタートダッシュが封印されてしまった9番グリッドの三浦選手はリスタートの4周目、1台にかわされ10位に後退。その後挽回しようにも、どのマシンにとってもプッシュできるような路面コンディションではなく、1〜2秒差で後ろにつけ相手のミスを待つよりほかに順位を上げることはほぼできない状況が続いた。

 三浦選手もその後しばらく前後の差を変えることなく、レースは後半へと入っていった。そして、ここまで数台が雨に翻弄されミスで順位を落とすシーンが見られていたが、9周目にはついに三浦選手自身がミスを喫してしまった。リスクを避けながら攻められるところはしっかりと攻めるという走りに徹していたように見えた三浦選手だが、この周は1コーナーからリズムが狂ってしまい、2コーナー先のモスSでオーバーラン。しかし後続とは離れていたため、順位に変動はなかった。

 見た目には分からないが、各ドライバーが己との壮絶な戦いを繰り広げることになったこのレースは結局16周目に再びセーフティカーが入り、そのままチェッ カーを迎えることになった。なお午後に予定されてい た第9戦は、雨が激しくなったことで中止となった。

■三浦愛選手コメント
「昨日よりさらに路面の水の量は多く、今までレースをしてきた中でおそらく一番のヘビーウェットだったと思います。そんな状況の中、自分との戦いになったのですが、最初はマージンをもって走ってしまって1台に抜かれ、その後も集中していたつもりでしたが9周目にミス。反省すべき点が多かった一方で、良い経験ができたことも確かです」

「6番手スタートだった第9戦がなくなったのは残念ですが、今回金曜日にドライのデータも取れたし初ポイントも獲れたので、この調子で次のSUGOも頑張ります」

【EXEDY B-Max Racing teamレースレポート】

次の 全日本F3 ニュース
片山義章「次戦菅生には良いイメージで挑める。予選をミスなくまとめ、表彰台争いをしたい」【OIRC team YTBレースレポート】

前の記事

片山義章「次戦菅生には良いイメージで挑める。予選をミスなくまとめ、表彰台争いをしたい」【OIRC team YTBレースレポート】

Load comments

この記事について

シリーズ 全日本F3
イベント 第13、14、9戦
サブイベント 全日本F3第13、14、9戦
記事タイプ 速報ニュース