年間王者を目指して……阪口晴南、B-MaxモトパークからSFライツにフル参戦
今季から新たに始まる全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権に阪口晴南がフル参戦することが決まった。
写真:: Masahide Kamio
B-Max Racing with motoparkは2020年から新しく始まる全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権に阪口晴南を起用することを発表。2年ぶりにフォーミュラカーカテゴリーでのレギュラー参戦が決まった阪口はシリーズチャンピオンを目指して全力を尽くすと語った。
阪口はレーシングカートで活躍し、2015年に限定Aライセンスの発給を受けFIA F4にデビュー。翌2016年には全日本F3選手権にも参戦を開始した。2018年にはスーパーフォーミュラにスポット参戦。決勝は悪天候により中止となったが、予選ではQ1突破を果たすなど、デビュー戦とは思えないような速さをみせた。
昨年はスーパーGT(GT300クラス)でも活躍を見せ、参戦初年度ながら序盤戦に2勝をマーク。新田守男とともにランキング2位を獲得した。これに並行して、全日本F3にもカローラ中京Kuo TEAM TOM’Sから岡山で開催された2大会のみスポット参戦したが、2020年はディフェンディングチャンピオンであるB-Max Racing with motoparkのシートを獲得した。
チームのプレスリリースでコメントを発表した阪口は、全日本F3に代わって新しく始まるシリーズに向けて、意気込みを語った。
「まずは今回、 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権にフル参戦の機会を与えて頂けたことに対し、組田代表、宮田社長をはじめとするB-Max Racing with motopark の皆様に深く感謝を申し上げます。もちろん参戦させて頂くからには、応援していただいているファンの皆様、スポンサーの皆様、そしてチームのため、自分自身のステップのために、全力でシリーズチャンピオンを目指して頑張ります。応援よろしくお願い申し上げます」
また組田龍司チーム代表も阪口のパフォーマンスを高く評価。彼とともにSFライツの初代王者を狙うとコメントした。
「2020年シーズンの新生全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権に、日本と ヨーロッパで気持ちをひとつにして戦うB-Max Racing with motoparkは阪口晴南を起用してフル参戦することになりました。今年から始まる新しい選手権を、晴南と一緒に戦えることになり、大変嬉しく、興奮しています。彼はこれまで多くのチームで豊富な経験を積んできました。そして、何よりもスピードのあるドライバーだと思っています。これまでも、いつタイトルを獲得してもおかしくない実績の持ち主で、今年、我々B-Max with motoparkが、昨年の全日本F3選手権に続き連覇を狙う上で、必要なドライバーだと思って採用を決めました。ライバルチームからも、速い外人ドライバーや、実力派日本人ドライバーが参戦してくるとは思いますが、我々は晴南で全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権初代チャンピオンを獲りにいきます! 皆様、応援よろしくお願いします」
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