トムス、スーパーフォーミュラ・ライツの参戦体制を発表。F4から小林と中村が昇格、野中と古谷が残留
トムスが2024年のスーパーフォーミュラ・ライツ参戦体制を発表。今年も4台体制で参戦することを明らかにした。
2月28日、トムスが2024年シーズンのフォーミュラカテゴリーの参戦体制を発表。スーパーフォーミュラ・ライツ(SFライツ)は、4人の若手ドライバーを起用することとなった。
昨年は平良響、野中誠太、古谷悠河、エンツォ・トゥルーリの4台体制で参戦したトムス。参戦3年目となった平良がチャンピオンを争いランキング2位となり、その他2勝を挙げたトゥルーリが5位、野中が7位、古谷が8位でシーズンを終えた。
2024年シーズンに向けては平良とトゥルーリに代わり、昨年のFIA F4でシリーズタイトルを争ったTGR-DC育成ドライバーの小林利徠斗、中村仁が加入。同じくTGR-DC育成ドライバーの野中も残留して4年目のシーズンを戦う。そして古谷も残留となり、同カテゴリー3年目を迎える。
チームのメインスポンサーは昨年と同様、トヨタモビリティ中京株式会社、ポノス株式会社、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社の3社が担う。小林(38号車)と中村(35号車)は『モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC』、野中(36号車)は『PONOS Racing TOM’S 320 TGR-DC』、古谷(37号車)は『Deloitte HTP TOM’S 320』の車両名。監督は山田淳、チーフエンジニアは吉武聡が務める。
その他、既に坪井翔と笹原右京を起用して戦うことが発表済のスーパーフォーミュラに関しても、詳細な体制が発表された。担当エンジニアは笹原担当が大立健太エンジニアで継続、坪井担当は昨年まで宮田莉朋を担当した小枝正樹エンジニアとなる。なおカラーリングはほとんど変更されておらず、「コンセプトは変えず、よりブラッシュアップさせパワーアップいたしました」とのことだ。
TOM'S SF参戦カラーリング
Photo by: TOM'S
2024年シーズンのスーパーフォーミュラは、3月9日、10日に鈴鹿サーキットで開幕。一方SFライツは4月26日〜28日にモビリティリゾートもてぎで開幕する。
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