小高一斗が今季初V、角田裕毅の連勝がついにストップ|FIA-F4第7戦

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小高一斗が今季初V、角田裕毅の連勝がついにストップ|FIA-F4第7戦
執筆: 松本 和己
2018/08/04 12:55

2018FIA-F4選手権の第7戦決勝は、小高一斗(FTRS スカラシップF4)が今季初優勝を飾った。

 2018年のFIA-F4選手権の第7戦と第8戦が今週末、富士スピードウェイで開催。小高一斗(FTRS スカラシップF4)が今季初優勝を飾った。

 まず第7戦が行われた8月4日(土)。午前中に行われた予選では、これまでの全戦でポールポジションを獲得していた角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレーシング)がうまくアタックをまとめられず、第7戦、第8戦ともに4番手に沈んだ。

 その中でポールポジションを獲得したのは、彼のチームメイトの名取鉄平。小高一斗(FTRS スカラシップF4)が2番手、菅波冬悟(OTG DLF110)が3番手と、2レース共に上位勢は同じ顔触れでグリッドに並ぶことになった。

 午後に行われた第7戦決勝では、まずまずの反応を見せたポールポジションの名取が、2番グリッドの小高を牽制するためイン側にマシンを寄せるも、抑え切ることはできず、小高が先頭でTGRコーナーに飛び込んだ。

 2番手に下がった名取には、後続からもマシンが迫り、TGRコーナーに向けては3ワイドのような形で突入。幸い上位勢にクラッシュなどはなく、名取は2番手をキープ、角田が菅波をパスし3番手に浮上した。

 激しい2番手争いはさらに続く。2周目のダンロップコーナーで角田が名取のイン側を強襲。名取もポジションを譲るまいと粘りを見せ、ふたりともに若干失速してしまった。そこを菅波が見逃さず、二人を交わして一気に2番手にポジションアップ。名取は、7番手からポジションをあげていた澤田真治(MediaDo ADVICS影山F110)にも交わされ5番手に落ちてしまったが、5周目のTGRコーナーへのブレーキングで意地をみせ、オーバーテイクを成功。4番手を取り返した。

 2番手争いが激しくなる間にリードを広げていた小高だったが、徐々に菅波や角田が迫り、8周目には3台が完全にテール・トゥ・ノーズの距離間に。メインストレートで小高のスリップを使った菅波が、9周目のTGRコーナーでアウト側からオーバーテイクしトップに浮上した。ただ、小高も諦めずに食らいつき、翌10周目のメインストレートでトップを獲り返した。

 徐々に小高が抜け出し始める中、今度は菅波に角田が襲いかかる。角田は12周目のダンロップコーナーで、レース序盤の2番手争いを再現するかのように菅波のイン側に飛び込むも、なんとか菅波がこれを抑え切った。激しいバトルの結果、名取も追いつき、2番手争いは三つ巴の熾烈な攻防が繰り広げられた。

 3人のバトルはファイナルラップまで続き、ダンロップコーナーでは3ワイドに。ここで一番アウト側にいた菅波が挙動を乱し痛恨のオーバーラン、6番手まで後退してしまった。

 結局、終盤は単独走行でギャップを広げた小高が角田の6連勝を阻止する今季初優勝。角田は激しいバトルの中で2位をもぎ取り、名取が3位となった。

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シリーズ FIA-F4選手権
イベント 第7戦&第8戦 富士
執筆者 松本 和己
記事タイプ 速報ニュース