FIA-F4が岡山で開幕。第1戦は佐藤蓮、第2戦は三宅淳詞が初優勝

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FIA-F4が岡山で開幕。第1戦は佐藤蓮、第2戦は三宅淳詞が初優勝
執筆:
2019/04/15 11:46

FIA-F4選手権の第1戦、第2戦が岡山国際サーキットで行われ佐藤蓮、三宅淳詞がそれぞれ初優勝を手にした。

 FIA-F4選手権の2019シーズンが岡山国際サーキットで開幕。第1戦で佐藤蓮(SRS/コチラレーシング)が、第2戦で三宅淳詞(HFDP/SRS/コチラレーシング)がそれぞれシリーズ初優勝を飾った。

 予選および2レースを1セットのタイヤで戦うFIA-F4。しかし14日(日)に行われる第2戦は雨予報が出ていることも影響してか、13日(土)の午前8時05分から行われた予選では各車が積極的にアタックを実施した。

 特にコチラレーシング勢は太田格之進、三宅、佐藤が1分32秒台のタイムを並べ、第2戦のグリッドを決定するセカンドベストタイムでもトップ3を独占する盤石の状態を築く。

 すると、セッション開始から17分が経過したところで佐藤がタイムアップに成功。1分32秒817を記録し、トップに躍り出た。

 上位陣も含め、全車が13周以上を走行する予選となったが、ピットへ向かうマシンも増え始めたタイミングで、最終コーナーでスピンし動けなくなったマシンがあったことから赤旗が掲示され、3分余りを残してセッションが終了となった。

 最終的に佐藤が第1戦のポールポジションを獲得。太田、三宅と続き、野中誠太(FTRSスカラシップF4)、菅波冬悟(OTG DL F110)、平良響(FTRSスカラシップF4)というトップ6となった。

 第2戦のグリッド上位6台も顔触れは同じものの、こちらは太田がポールポジション。佐藤が2番手となった。

第1戦:佐藤蓮、堂々のポール・トゥ・ウィン!

 13日(土)午後1時40分から行われた第1戦。スタートでは上位陣がまずまずの動き出しで、トップ6の順位は変わらなかった。

 しかし4周目のアトウッドで2番手争いを展開していた太田と三宅が接触。太田は弾き出されるような形でコースオフし、そのままリタイア。三宅はレースを続けたが、その後ドライブスルーペナルティを科され、上位争いから脱落することとなった。

 トップの佐藤は4周目を終えた時点で、2番手に浮上した野中に2秒のリードを持っていたが、野中は少しずつその差を削り取っていった。

 レース後半で両者の激しいトップ争いが繰り広げられるかと思われたが、佐藤が踏ん張り、約1.5秒のリードをキープ。15周のレースで一度もトップを譲らず、自身初優勝をポール・トゥ・ウィンで飾った。2位は野中、3位は菅波だった。

佐藤蓮(SRS/コチラレーシング)

佐藤蓮(SRS/コチラレーシング)

Photo by: Motorsport.com / Japan

第2戦:スタートから波乱の展開。三宅淳詞が勝利を掴む

 雨が予想された第2戦は、ポツポツと雨粒が落ち始めてはいるものの、路面をしっかりと濡らすには至らず、各車がドライタイヤでレースに臨んだ。

 フォーメーションラップが終了し、ポールポジションの太田がグリッドに向かうが、本来のグリッドを行き過ぎてしまい後続も大混乱となった。

 結局スタート手順がやり直され、各車は再度フォーメーションラップを行ったため周回数が14周に減算された。混乱の原因となってしまった太田は、スタート手順違反があったとしてグリッド最後尾の31番手からレースに臨むことになった。

 これでライバルがひとり減った佐藤は、1コーナーをトップで通過。2番手に三宅、3番手に野中をパスした菅波が続いた。

 一方、最後尾から挽回を狙う太田はオーバーテイクを連発、3周を終えた時点で16番手までポジションを回復した。

 しかし4周目の1コーナーで渡辺大佑(Media DoADVICS影山F110)をアウト側からオーバーテイクしようとしたところで2台が接触。共にグラベルでストップしてしまっため、セーフティカーが出動することになった。

 レースは9周目からリスタート。佐藤は好スタートを見せ、2連勝に向けてトップの座をキープした。だがここで佐藤にまさかのペナルティ。レーススタート時にジャンプスタートがあったとして、ドライブスルーペナルティを科されたのだ。11周を終えたところでペナルティを消化した佐藤は、上位争いから脱落してしまった。

 これで三宅がトップに浮上するが、背後からは菅波が猛追。その差は一時0.3秒ほどまで縮まったものの、さらにその後方から野中が差を詰めてきたため、菅波が三宅に仕掛ける余裕は無くなってしまった。

 結局、三宅がトップチェッカーで初優勝。2位は菅波、3位は野中で、ふたりは前日の第1戦とポジションを入れ替えての2戦連続表彰台獲得となった。

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シリーズ FIA-F4選手権
執筆者 松本 和己
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