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【ル・マン24h】敗れた63号車。コルベット代表「壮絶な闘いに誇り」

コルベットのチーム代表のゲイリー・プラットはGTEプロクラス優勝は逃したものの、チームのスリリングな戦いぶりに満足しているようだ。

#63 Corvette Racing Corvette C7.R: Jan Magnussen, Antonio Garcia, Jordan Taylor

写真:: Marc Fleury

#63 Corvette Racing-GM Chevrolet Corvette C7.R: Jan Magnussen, Antonio Garcia, Jordan Taylor finishes with damage
Jordan Taylor, Corvette Racing
#63 Corvette Racing Corvette C7.R: Jan Magnussen, Antonio Garcia, Jordan Taylor
Jordan Taylor, Corvette Racing
Jordan Taylor, Corvette Racing
#63 Corvette Racing Corvette C7.R: Jan Magnussen, Antonio Garcia, Jordan Taylor
#63 Corvette Racing Corvette C7.R: Jan Magnussen, Antonio Garcia, Jordan Taylor
#63 Corvette Racing Corvette C7.R: Jan Magnussen, Antonio Garcia, Jordan Taylor
#63 Corvette Racing Corvette C7.R: Jan Magnussen, Antonio Garcia, Jordan Taylor
#63 Corvette Racing Corvette C7.R: Jan Magnussen, Antonio Garcia, Jordan Taylor
#63 Corvette Racing Corvette C7.R: Jan Magnussen, Antonio Garcia, Jordan Taylor
#63 Corvette Racing Corvette C7.R: Jan Magnussen, Antonio Garcia, Jordan Taylor
#97 Aston Martin Racing Aston Martin Vantage: Darren Turner, Jonathan Adam, Daniel Serra
#63 Corvette Racing Corvette C7.R: Jan Magnussen, Antonio Garcia, Jordan Taylor
#63 Corvette Racing Corvette C7.R: Jan Magnussen, Antonio Garcia, Jordan Taylor

 2017年のル・マン24時間レース、LM-GTEプロクラスの優勝争いはファイナルラップまでもつれ込む大激戦となった。クラストップを走っていた63号車コルベットは、タイヤを壊し最終的にクラス3位でフィニッシュしたが、コルベット・レーシングのチーム代表ゲイリー・プラットは今回の戦いに満足していると語った。

 ヤン・マグヌッセンとジョーダン・テイラー、アントニオ・ガルシアがドライブを担当した63号車コルベットはレース序盤でパンクを喫したが徐々に追い上げ、レース終盤には97号車アストンマーチンや67号車フォード、91号車ポルシェなどとトップを争った。

 24時間レース最後のピットストップを終えた63号車はクラス首位に立ったが、97号車アストンマーチンの猛追を受けた。懸命なブロックの結果、63号車コルベットはタイヤを完全に壊しファイナルラップでクラス2位に落ちると、67号車フォードにも交わされクラス3位でレースを終えた。

「優勝するというのはどんな時でも素晴らしいものだと思うが、このようなとても良いレースをしたこと、それが24時間レースの最終ラップまで続いたことを、悪く思うことはできない」とプラットは語った。

「すごいレースだったし、彼らには脱帽だ。(アストンマーチンの)彼らは素晴らしい仕事をした。我々はそれが、1ラップ足りなかった」

 63号車のフィニッシュを担当したテイラーは、motorsport.comに次のように語った。

「僕たちのレースを振り返ってみると、早い段階でパンクチャーに見舞われた。セーフティカーの後ろにつくのに2度失敗し、約2分ロスした。だから、僕はトップ争いに戻れたことを非常に誇りに思う」

「みんな、僕たちがレースに勝てるポジションを取り戻すと信じていた。みんながとても頑張ったが、長いレースをこんなに僅差で落としたことを残念に思う」

「僕たちは、(最後の1時間を)アストンマーチンと争うことになるとわかっていた。僕たちのチームはフィニッシュに向けて、長い時間をかけて入念に計画を立てていた。彼らが燃料補給のため、スプラッシュ&ゴーをすることはわかっていたので、僕たちも最後のピットストップを合わせたんだ」

「そのおかげで、レースで勝てるポジションにいられた。チームのみんなは、最後の6~10時間でその計画を立てたんだ」

 テイラーはファイナルラップの前周に、ユノディエールのミシュラン・シケインでグラベルを直進してしまったのは、タイヤが磨耗してしまっていたからだと語った。

「タイヤはかなり使い古していた。タイヤがロックアップした時は突然だったし全く予想してなかった。普通は、ブレーキングの後半でロックアップするものだが、ブレーキに触れた途端にロックしたんだ。僕は油断していた」

「シケインを曲がることができないと分かり、まっすぐ行くことに決めた。そしてそれを最大限に活用しようとしたんだ。全開でグラベルトラップを突っ切り、ギャップを保とうとした。だけど、ある時点でタイヤに大きなフラットスポットを作ってしまっていた。同時に別のタイヤが終わってしまったんだと思う。不運な出来事の連続だった」

 彼の父親、ウェイン・テイラーのチームでキャデラックのマシンを走らせ、IMSAのプロトタイプクラスを支配しているテイラーは、優勝を果たしたアストンマーチンとの戦いはクリーンなものであり、フィニッシュの数周前にアルナージュコーナーで両車が軽く接触したことは、最終ラップのパンクの原因ではなかったと考えているようだ。

「彼(97号車フィニッシュドライバーのジョナサン・アダム)はインサイドに飛び込んだが、かなりオーバーシュートしたんだ。しかし、彼はそれをトライしてみなければならなかった。彼が来るのが見えていたので、それを待ってクロスラインをとったんだ」

「僕たちがコーナー出口で軽く接触したことは分かっているが、のちに起こったこととは何の関係もないと思っている」

 GMのパフォーマンス・ビークル&モータースポーツ担当副社長、ジム・キャンベルは次のように語った。

「GTEプロクラスの戦いは激しかった。我々の目標は常に勝つことだが、コルベット・レーシングの絶対に諦めない姿勢が伝わってきた。ル・マンで8度のクラス優勝を挙げた、我々の歴史の中でもその要素は重要な役割を果たしてきた」

「ヤン、アントニオ、ジョーダンと、全63人のクルーはひとつのチームとして強く団結し、信じられないほどの熱意と決意を示していた」

 なおオリバー・ギャビン、トミー・ミリナー、マルセル・ファスラーがドライブを担当した64号車コルベットは、レース中盤にホイールが外れクラッシュ。結局4周遅れのクラス8位でフィニッシュしている。

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