アストンマーチン、レース専用ヴァルキリーでル・マン参戦を目指す!?
アストンマーチンはレッドブルF1と共同開発したハイパーカー”ヴァルキリー”で、ル・マンに参戦することを目指している。

アストンマーチンがレッドブル・レーシングと共同開発した”アストンマーチン・ヴァルキリー”。公道を走ることができる市販車ではあるが、その内実はレースカーと言っても過言ではない。
このマシンにはコスワース製の6.5リッターV12エンジンが搭載され、さらにF1スタイルのKERS(運動エネルギー回生システム)が追加されている。これにより、1000馬力以上のパワーを発揮する。
アストンマーチンのCEOであるアンディ・パーマーは、このヴァルキリーのレースバージョンが、ル・マン24時間レースで勝利を目指して戦うことができると考えている。このマシンがル・マン24時間に出走するためには、当然FIAの規則に合わせて改造を施すか、あるいはレギュレーション自体を変更しなければならない。
ル・マン参戦について、パーマーは次のように語った。
「私の見方は常にクリアだ。アストンマーチンがプロトタイプ部門でレースをすることは決してない。なぜならそれは、我々とは関連がないからだ」
「しかし彼ら(FIA)が、市販車からレース用には派生したモノを許可するのであれば、それは我々やファンにとって興味深いモノだろう」
そうパーマーは語った。
「市販車に由来したレースカーで勝利を目指して戦うということは、スポーツカーとル・マンの歴史に沿っている」
「そしてヴァルキリーがマクラーレンP1やラ・フェラーリ、その他のスーパーカーと戦うのは、興味深いだろう。そう思うのは、私だけではないと思う」
すでにアストンマーチンは、AMR Proと名付けられたサーキット専用のヴァルキリーを登場させることを計画しており、2020年のデビューが目指されている。
→アストンマーチン・ヴァルキリーをF1風にカラーリングしたら……
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シリーズ | Le Mans |
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