サム・バード、”もしLMP1消滅なら”GTEプロのル・マン優勝を望む

サム・バードは、LMP2マシンよりもGTEマシンがル・マン24時間レースで総合優勝することを望んでいる。

 WEC(世界耐久選手権)のGTEプロクラスにAFコルセの71号車を駆って出場しているサム・バードは、LMP2マシンよりもGTEマシンがル・マン24時間レースで総合優勝することを望んでいると話した。

 2016年をもってアウディがLMP1クラスから撤退したが、それに続いて今年はポルシェが今シーズン限りでの撤退を表明した。トヨタは参戦継続を示唆しており、LMP1クラスに参戦する唯一のマニュファクチャラーチームになりそうだ。

 LMP1クラスのマシンが減っていく一方、GTEプロクラスでは2018年からBMWの参戦が決まっており、フェラーリ、アストンマーチン、フォード、ポルシェと戦うことになる。

 バードは、GTEクラスが大きくなっていくということは、万が一LMP1クラスが消滅した場合、GTEクラスのマシンがル・マン24時間レースで優勝することを考えるべきだということだと話した。

 彼はmotorsport.comに対し、「マニュファクチャラーが(WECに)参戦することを考えるのなら、GTEクラスが最も論理的だ」と語った。

「これらのマシンは、特に若いファンの人たちが親近感を持って楽しむことができるものだ」

「プロトタイプのマシンもかっこいい要素だ。だけど90年代前半や半ばのようにGTカーがル・マンで勝てる時代に戻ったら、素晴らしいことだと思う」

「馬力が大きくて、ストレートでも速い。それに今の僕たちのマシンにはダウンフォースもある」

LMP2よりGTEカーのル・マン優勝

 バードは、少なくともひとりはシルバークラス以下のドライバーを起用しなければならないLMP2クラスよりも、GTEクラスの方がル・マンでの総合優勝にふさわしいと主張した。

「LMP1は消滅していないし、僕もそんなことは望んでいない。でもとりわけ健全であるようには見えない」

「もし将来的にLMP1マシンがグリッド上から消えてしまったら、何が起こるかわからないけど、LMP2とGTカーでレースをすることになる」

「LMP2は素晴らしいカテゴリーだ。僕もLMP2マシンをドライブしていたし、余すところなく楽しんだ。それに異論はない。でもジェントルマンクラスのドライバーでも乗れるLMP2カーでル・マン勝者になりたいと思う?」

「それとも、GTEクラスでアストンマーチンやフェラーリ、ポルシェ、BMWと面と向かって優勝争いをするマニュファクチャラーを求める?」

「ひとりのファンとしては、どこかのブランドやマニュファクチャラーがル・マンで優勝するのが見たい。サーキットにいるファンを見たときに、リジェやオレカのフラッグではなくて、フェラーリのフラッグを振っているファンを見たいんだ」

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この記事について
シリーズ Le Mans , WEC
ドライバー サム バード
チーム フェラーリ
記事タイプ 速報ニュース