【ル・マン24h】アストンマーチン代表「最後の戦いは”命懸け”だった」

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【ル・マン24h】アストンマーチン代表「最後の戦いは”命懸け”だった」
Charles Bradley
執筆: Charles Bradley
2017/06/20 9:45

アストンマーチンのチーム代表デイビッド・リチャーズは、GTEプロクラスの最終週まで続いたトップ争いは、命懸けのバトルだったと語った。

#63 Corvette Racing Corvette C7.R: Jan Magnussen, Antonio Garcia, Jordan Taylor
#97 Aston Martin Racing Aston Martin Vantage: Darren Turner, Jonathan Adam, Daniel Serra
#97 Aston Martin Racing Aston Martin Vantage: Darren Turner, Jonathan Adam, Daniel Serra
Checkered flag for #95 Aston Martin Racing Aston Martin Vantage: Nicki Thiim, Marco Sorensen, Richie Stanaway and #97 Aston Martin Racing Aston Martin Vantage: Darren Turner, Jonny Adam, Daniel Serra
#63 Corvette Racing-GM Chevrolet Corvette C7.R: Jan Magnussen, Antonio Garcia, Jordan Taylor finishes with damage
#63 Corvette Racing Corvette C7.R: Jan Magnussen, Antonio Garcia, Jordan Taylor
#97 Aston Martin Racing Aston Martin Vantage: Darren Turner, Jonathan Adam, Daniel Serra
#97 Aston Martin Racing Aston Martin Vantage: Darren Turner, Jonathan Adam, Daniel Serra
Checkered flag for #97 Aston Martin Racing Aston Martin Vantage: Darren Turner, Jonathan Adam, Daniel Serra
GTE Pro podium: first place Darren Turner, Jonathan Adam, Daniel Serra, Aston Martin Racing, second place Andy Priaulx, Harry Tincknell, Pipo Derani, Ford Chip Ganassi Racing, third place Jan Magnussen, Antonio Garcia, Jordan Taylor, Corvette Racing

 2017年のル・マン24時間レースで最もスリリングな決着が見られたのは、LM-GTEプロクラスだった。トップを走っていた63号車コルベットのジョーダン・テイラーと、97号車アストンマーチンのジョナサン・アダムの争いは、ファイナルラップまで続いたのだ。

 アダムは、最終コーナーのフォード・シケイン出口でテイラーを捉え、クラストップでファイナルラップに突入。タイヤを壊した63号車コルベットに追いすがる力はすでになく、97号車アストンマーチンがクラス優勝を飾った。63号車は、タイヤがパンクしスローダウン。満身創痍でフィニッシュラインにたどり着いたものの、67号車フォードにもかわされクラス3位で24時間の戦いを終えた。

 アストンマーチン・レーシングの代表を務めるデイビッド・リチャーズは、「僅差の争いになることは前々からわかっていた」と語った。

「コルベットと最後のピットストップを揃えた我々は、バトルが”食うか食われるか”の、命懸けの争いになると思っていた。我々とコルベット、勝つのはどちらかだとね」

「スタートからフィニッシュまでを含め、最も特別で素晴らしいレースのひとつだった」

 ダレン・ターナーとダニエル・セラと97号車をドライブし、フィニッシュを担当したアダムは「コルベットは最後のスティントを通して速く、ある時点で彼(テイラー)は7~8車身分のリードを持っていた」と語った。

「最後のピットストップでリードできそうなところだったが、彼らが前に出た。その時の無線での会話は『OK、これがル・マンだ。勝ちたいなら、抜くしかない』だった」

「彼のペースは力強いものだった。だけど僕は、彼の弱点はインディアナポリスへの進入からアルナージュまでのエリアだったと感じた。だから僕が彼の背後につけた時、チャンスがないとわかっていたけど、行くしかないと自分を奮い立たせて、アルナージュで彼のインに飛び込んだんだ」

「コーナーの立ち上がりで少し接触があり、ギャップが広がってしまった。だけど彼はミュルサンヌ・ストレートの第2シケインで派手にタイヤをロックさせていた。それから、彼がいくつかの場所であまりにも早くブレーキングをするようになったんだ」

「その後、最終コーナーで彼の左フロントタイヤが剥離し始めているように見えた。それから、コーナー出口まで辛抱強く待ち、彼をそこで抜いたんだ」

「みんな、ファイナルラップの準備をしてラインを横切るものだから、僕は奇妙な感覚がした。感情的にすごく冷めていたんだ」

「だけど、24時間”それ”を待っていたんだから、フィニッシュしなければならないことはわかっていた。チャンスがあるのだから、それを掴まなければならなかった」

「コルベットとは何度もバトルをしたし、僕たちは本当に互角だったと思う。鍵になったのは彼らを追い詰めたことと、ミスを誘ったことだ。そして、残念ながらジョーダンはミスを犯した」

「彼らのマシンは終始強かったし、週末を通して本当にペースが良かった。すべてのマニュファクチャラー間でバトルはフェアだった。すごく接戦だったし大変だったけど、プロとしてそういうレースを愛している」

「ライバルたちと僅差で、バトルがクリーンである限り、ファンにとって素晴らしいことだ」

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