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【ル・マン24h】パノス、完全電動GTマシンで来季ル・マン参戦を目指す

パノスは、2018年のル・マン24時間参戦を目指す”完全電動”レーシングカーの開発を発表した。

【ル・マン24h】パノス、完全電動GTマシンで来季ル・マン参戦を目指す
The Panoz Racing GT-EV
Don Panoz presents the Panoz Racing GT-EV
Don Panoz presents the Panoz Racing GT-EV
The Panoz Racing GT-EV

 パノスの創始者であるドン・パノスが立ち上げた新たな団体”Green4U”は、2018年のル・マン24時間レースに”ガレージ56”枠で参戦することを目指す、革新的技術を組み込んだマシンのモックアップを、ル・マン24時間レース期間中のサルテ・サーキットで発表した。

 このGreen4Uパノス・レーシングGT-EVは、完全電動のレーシングカーであり、LM-GTEクラスのマシンを同等のパフォーマンスを発揮することを目指しているという。またこのマシンは、エンジンカーが給油するのと同じように、ピットインの際にバッテリーを交換して、レースを走りきることになるという。

 2012年に走ったデルタウイングのプロジェクトにも出資していたパノスは、「我々はガレージ56で参戦することを考えている。我々は常に、何かをやろうとしていると語ってきた」とコメントした。

「我々は、数回にわたってテクニカルミーティングを行ってきた。来年レースに参戦する方向で話は進んでいるが、最終的にはレースの主催者であるACO(フランス西部自動車クラブ)の決定次第だ。我々は彼らのゲストなんだ」

 Green4Uの技術面のトップを務めるブライアン・ウィリスは、このプロジェクトは「およそ3カ月前」に始まったばかりであることを明かした。しかし、マシンは6〜8カ月後には走ることができるはずだと語る。

 この日発表されたモックアップは、コクピットが左側に寄った形状をしていた。通常、助手席のスペースが存在すべき場所には、交換可能なバッテリーが搭載され、その上部は空気抵抗を減らすためにキャノピーが排除されている。その代わり、レギュレーションに合わせてドライバーの後ろに助手席が設けられる。

 モノコックはカーボンファイバー製で、4輪駆動となる予定。DRSのような能動的なエアロシステムを組み込むことも可能だとしている。バッテリーの詳細は未定であるものの、ウィリスによれば、1度の交換で48分走行することが可能だという。

 なおドン・パノスは、GT-EVを始めとしたGreen4Uのプロジェクトが、自身の”有終の美”になると説明した。

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シリーズ Le Mans
執筆者 Gary Watkins