【ル・マン24h】参戦試みるディ・グラッシ。トヨタLMP1とも交渉

アウディはディ・グラッシを今年のル・マン24時間レースに参戦させる為に、LMP1クラスかGTE Proクラスのチームと交渉を行っている。

 2016年末にWEC(世界耐久選手権)を撤退したアウディのドライバーだったルーカス・ディ・グラッシは、今年のル・マン24時間レースに参戦する為に交渉中のようだ。

 ディ・グラッシは、「今年のル・マン24時間レースのLMP1、もしくはGTE Proクラスに参戦する可能性が高い。僕にとってはどちらも興味深いカテゴリーだ」とmotorsport.comに語っている。

 WEC LMP1クラスの空席は、3台目トヨタTS050ハイブリッドのシートだけだ。現在参戦が明らかになっているドライバーは、ステファン・サラザンのみである。

 motorsport.comは、トヨタとアウディの間で交渉が行われているという情報を掴んでいるが、現在のところ、GTE Proクラスのシートを獲得する可能性の方が高いようだ。

 アウディ・モータースポーツの代表であるディーター・ガスは、「ルーカスのためにやれることにも限界がある」と明らかにしている。

「どんなクルマであろうとも、空席があるクルマの種類次第だろう。我々はマルセル(・フェスラー/元WEC LMP1ドライバー)やマイク(・ロッケンフェーラー/元DTMアウディドライバー)たちを、デイトナ24時間レースにコルベットで参戦させ、他でも今季中にレースすることが決まった」

 ディ・グラッシとアウディとのWECのドライバー契約は2017年も継続されている。それに対し、ガスは「適切なフォーマットにおいている」と説明した。

「ルーカスとのWEC契約はまだ継続している。また同時に彼はフォーミュラEのアプトと別の契約を持っている」

「現在、我々は彼とのWEC契約によって働きかけている。しかしフォーミュラEとは別に、新たな契約はまだ確定できていない」

「彼はアウディファクトリーのドライバーとして契約を継続しているが、それは我々と彼の関係を適切なフォーマットにおいているだけだ」

 今季の後半、ディ・グラッシはマカオに戻る可能性がある。彼は2005年のF3で入賞した経歴がある。

「我々はGTプログラムで彼を起用できるかどうかを検討しているが、状況次第ではそう(マカオで走る)なり得る可能性もあるかもしれない」とガスは語った。

「マカオで速く走っていた彼を未だに覚えているが、まだ確定している訳ではない。これは我々が検討しているもののひとつだ」

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この記事について
シリーズ Le Mans
ドライバー ルーカス ディ・グラッシ
チーム Team Joest
記事タイプ 速報ニュース