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【ル・マン24h】映画のような筋書き。フォードが見た最終周大バトル

ル・マン24時間レースでフォードGTをドライブしたハリー・ティンクネルが、コルベットから2位を奪い取った最終ラップの戦いを振り返った。

【ル・マン24h】映画のような筋書き。フォードが見た最終周大バトル
#67 Ford Chip Ganassi Racing Ford GT: Andy Priaulx, Harry Tincknell, Pipo Derani
#67 Ford Chip Ganassi Racing Ford GT: Andy Priaulx, Harry Tincknell, Pipo Derani
#67 Ford Chip Ganassi Racing Ford GT: Andy Priaulx, Harry Tincknell, Pipo Derani
#67 Ford Chip Ganassi Racing Ford GT: Andy Priaulx, Harry Tincknell, Pipo Derani
#67 Ford Chip Ganassi Racing Ford GT: Andy Priaulx, Harry Tincknell, Pipo Derani
#67 Ford Chip Ganassi Racing Ford GT: Andy Priaulx, Harry Tincknell, Pipo Derani
#63 Corvette Racing-GM Chevrolet Corvette C7.R: Jan Magnussen, Antonio Garcia, Jordan Taylor finishes with damage
GTE Pro podium: second place Andy Priaulx, Harry Tincknell, Pipo Derani, Ford Chip Ganassi Racing
GTE Pro podium: first place Darren Turner, Jonathan Adam, Daniel Serra, Aston Martin Racing, second place Andy Priaulx, Harry Tincknell, Pipo Derani, Ford Chip Ganassi Racing, third place Jan Magnussen, Antonio Garcia, Jordan Taylor, Corvette Racing

 ハリー・ティンクネルがドライブする67号車フォードGTは、今年のル・マン24時間レースの最終盤、首位を争う63号車コルベットと97号車アストンマーチンの後方、3番手を走行していた。

 しかし、コルベットがアストンマーチンの攻撃にさらされ、ミュルサンヌのシケインを直進した際、ティックネルにはピットから「猛プッシュしてコルベットを仕留めろ」という指示が飛んだ。

「91号車のポルシェが止まった後、僕らは3位のポジションを得たと思っていた。だから安全に走りきるために縁石を使わず、ショートシフトをしてチェッカーフラッグを目指した。リスクはまったくなかった」

 ティンクネルはmotorsport.comに対してそう語った。

「最後から2周目のフォードシケインを通過した後、すべての指示が覆った。彼らは僕に、プッシュするように言ったんだ。だから僕は完全に攻撃モードで最終ラップに入り、縁石を使って、予選のような走りでコルベットに迫っていた」

「僕がインディアナポリスを走っていると、再びラジオが入った。『彼はちょうどアルナージュを出たところだ』と。だから僕は前を見て、そこにいることを確かめた。彼は、ポルシェカーブに入っていたんだ」

「しかし、彼はパンクしているにも関わらず、とても速く走っていた。僕は実際に彼を捕まえることができるかどうか分からなかった」

「僕はポルシェカーブの出口からフォード・シケインまでの間に彼を捕らえた。それは血なまぐさい映画か何かのように、台本があるみたいだった」

「ラジオから大きな歓喜の声が聞こえてきた。どうにかなりそうだったよ!」

 67号車フォードGTは、レース序盤にダウンシフトの問題を抱えた。しかしそこから立ち直りを見せ、表彰台圏内に返り咲くことができた。

「僕らは、同一タイヤでの第2スティントのペースが優れていることを知っていた」

 そうティンクネルは語った。

「それは確かに、僕らがレース中の最速ラップに挑戦しないということを意味していたが、タイヤ最初のピークの後、僕らには本当に競争力があったんだ。そして僕の最初のスティントでも、何台かのライバルを抜くことができた」

 ティンクネルはまた、5メーカーのマシンがレース終盤まで優勝を争った、LM-GTE Proクラスの接近戦を賞賛した。

「ドライバーとしては、スティントを走った後に疲弊しきっていた。僕らは自分自身から全てを引き出し、非常に接近戦だった」

「最後の1時間に多くのマシンが競り合っていることは、ファンにとってもレーサーにとっても、素晴らしいモノだった」

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この記事について

シリーズ Le Mans
イベント ル・マン24時間レース
ロケーション Circuit de la Sarthe
ドライバー Harry Tincknell
チーム フォード・レーシング
執筆者 Sam Smith