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アルピーヌ、トヨタ勢に次ぐ3位に誇り「ル・マンでの表彰台は素晴らしい結果」とチーム代表

2021年のル・マン24時間レースで3位表彰台を獲得したアルピーヌ。チーム代表のフィリップ・シノーはトヨタ勢の後ろでのフィニッシュとなったことについて、「ガッカリする理由は何もない」と語り、素晴らしい結果だと誇った。

#36 Alpine Elf Matmut Alpine A480 - Gibson Hypercar, André Negrão, Nicolas Lapierre, Matthieu Vaxiviere

#36 Alpine Elf Matmut Alpine A480 - Gibson Hypercar, André Negrão, Nicolas Lapierre, Matthieu Vaxiviere

Paul Foster

 2021年のWEC(世界耐久選手権)の第4戦、第89回ル・マン24時間レースが開催され、トヨタ勢がワンツーフィニッシュを飾り、アルピーヌ36号車が総合3位表彰台を獲得した。アルピーヌのチーム代表であるフィリップ・シノーは今回の結果にガッカリすることはなく、むしろ素晴らしい結果だと誇っている。

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 WECでは今季LMH(ル・マン・ハイパーカー)規定のマシンがデビューし、トップクラスであるハイパーカークラスを戦っている。ただレギュレーションの移行期間であることから、アルピーヌは昨年までレベリオン・レーシングが使用していた”旧規定”であるLMP1マシンを使っての参戦が認められている。

 アルピーヌ36号車は予選ハイパーポールで3番手を獲得。レース序盤にはスピンでポジションを17番手まで落としてしまったものの、その後路面が乾くにつれポジションを回復し、3番手のポジションへと戻った。

 しかし夜間走行で再びスピンを喫し、これでさらにタイムロス。同じくハイパーカークラスのグリッケンハウスの708号車に先行を許してしまっていたが、翌朝には3番手を取り戻しそのままフィニッシュ。トヨタ勢からは4周差での表彰台獲得となった。

「(アルピーヌの)青色が表彰台に立つのを見たとき、私はこれがどれほど素晴らしいストーリーなのかを理解したんだ」

 そう語るのはシノー代表。彼はトヨタ勢を破るためには“完璧なレースをする必要があった”と事前から分かっていたため、結果にガッカリする理由は何一つ無いと話している。

#7 Toyota Gazoo Racing Toyota GR010 - Hybrid Hypercar, Mike Conway, Kamui Kobayashi, Jose Maria Lopez, #8 Toyota Gazoo Racing Toyota GR010 - Hybrid Hypercar, Sébastien Buemi, Kazuki Nakajima, Brendon Hartley, #36 Alpine Elf Matmut Alpine A480 - Gibson Hypercar, André Negrão, Nicolas Lapierre, Matthieu Vaxiviere

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Photo by: Paul Foster

「ル・マンとアルピーヌの伝説を強固なものとするのに、優勝していれば素晴らしかっただろう。しかし、我々にはガッカリする理由など何もない」

「非常に困難で厳しいレースの後に達成された、素晴らしい結果だ」

「我々は1台体制の小さなチームだ。ミスを犯せる余裕はなく、夜中には全てを無駄にしてしまうところにも近づいていた」

「勝者達のパフォーマンスレベルに匹敵できないことにすぐに気づいた。そしてサポートしてくれた全ての人々のためにも、我々は全ての注意をこの重要な表彰台に向けていた」

 アルピーヌのエースでLMP2クラスでル・マン4勝を経験しているニコラ・ラピエールは、今回チームとしてこれ以上の結果は望めなかっただろうと認めた。

「当然、僕らはもう少し上でフィニッシュすることも期待していた。だけど正直に言って、これ以上できることは、あまりなかったと思う」

「トヨタは単に僕らよりも強かった。それを受け入れなくてはいけないし、より強くなって戻ってくるためにハードに働くことになるだろう」

「だけど、ハイパーカー時代に入って初めての3位というポジションは、なかなか凄いモノであるというのも確かだ。チームとして非の打ちどころのないレースだったし、誇りに思えるものだよ」

 

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