LMDh参入のキャデラック、ル・マン24時間復帰にパートナーチームも期待。AXR「新しい挑戦になる」
アクション・エクスプレス・レーシング(AXR)のチームディレクター、ゲイリー・ネルソンは、キャデラックLMDhプロトタイプをル・マン24時間レースで走らせるチャンスを歓迎すると語った。
#31 Action Express Racing Cadillac DPi: Felipe Nasr, Pipo Derani
Rick Dole / Motorsport Images
キャデラックは、2023年からLMDh規定のマシンを導入し、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に加え、ル・マン24時間レース参戦を目指すと発表した。
現在、IMSAでキャデラックDPi-V.Rを走らせているアクション・エクスプレス・レーシング(AXR)とチップ・ガナッシ・レーシングが、2023年以降も引き続きプロジェクトを担当することになる。
ノースカロライナ州デンバーを拠点とするAXRは、ゼネラルモーターズとIMSA3連覇を達成した他、コルベットDPでロレックス・デイトナ24時間レースとセブリング12時間レースにも参戦した実績を持っている。
2017年にキャデラックDPi-V.Rが導入されて以降、AXRはデイトナ24時間レースやセブリング12時間レースでの優勝、そしてチャンピオン獲得も経験している。
AXRのチームディレクターであるゲイリー・ネルソンは、「キャデラックとの関係を継続し、2023年からキャデラックの新型LMDhマシンを走らせることができることに興奮している」と語った。
「新しいLMDhプラットフォームは、世界中のメーカーから多くの関心を集めている。2023年のロレックス・デイトナ24時間のグリッドは、多くの新しいマシンが総合優勝を争う、非常に見応えのあるものになるだろう」
「2017年以降、このブランドで多くの成功を収めており、今後も多くの勝利とチャンピオンシップを期待している」
IMSAとFIA世界耐久選手権(WEC)のルールが収束された結果、LMDhのマシンもWECとル・マン24時間レースに参戦し、2021年にデビューしたLMH規定のマシンと競い合うことができる。
ネルソンも、キャデラックがル・マンに復帰する際には共に戦うつもりだと語った。
「先日行なわれたル・マンからちょうど帰ってきたところだ」
「ル・マンでは、アメリカで開催される大きなイベントに参加するたびに感じるのと同じ情熱を感じた」
「もしその機会があれば、我々のチームにとって新たな挑戦となるだろう。我々は、そのレースにマシンを投入する機会を歓迎する」
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