CAR GUY RACING、新型コロナの渡航制限の関係で関口雄飛のル・マン24時間起用を断念
ル・マン24時間レースに参戦予定のCarguy Racingが第3ドライバーの変更を発表。関口雄飛の起用を断念することを明らかにした。
#57 CarGuy Racing, Ferrari 488 GTE: Takeshi Kimura, Kei Cozzolino, Come Ledogar
Joe Portlock / Motorsport Images
9月19日~20日に決勝レースが行なわれる2020ル・マン24時間レースに参戦を表明しているCAR GUY RACINGは第3ドライバーを当初予定していた関口雄飛からヴァンサン・アブリルに変更することを発表した。
当初はチームオーナーである木村武史、ケイ・コッツォリーノに加えて関口が加入する形で準備を進めていたCAR GUY RACINGだが、新型コロナウイルスの影響に伴う渡航制限の関係で、関口のスケジュールの調整がつかず、彼の起用を断念することにしたという。
今季はスーパーGT、スーパーフォーミュラにフル参戦中の関口はル・マン24時間が終わった翌週の9月26日~27日にスーパーフォーミュラ第2戦岡山、さらに次の週の10月3日~4日にはスーパーGT第5戦富士を控えている。いずれも帰国後に要請される14日間の自主隔離期間に入ってしまうため、両カテゴリーへの参戦に影響が出る可能性も少なからずある。そういった点も考慮して今回の決定に至ったようだ。
チームの公式Facebookで「新型コロナウイルス感染拡大の影響にともなう渡航制限があり、関口選手の参戦スケジュールの調整がつかず、断腸の思いながら関口選手の起用を断念せざるを得ませんでした」とコメントした。
CARGUY RACINGは“オールジャパン”をコンセプトに関口に代わる日本人ドライバーの起用を目指してきたが、それも実現しなかったとのこと。最終的にモナコ出身のヴァンサン・アブリルを起用することを明らかにした。
これによりCAR GUY RACINGは木村、コッツォリーノ、アブリルの3人体制でGTE-Amクラスにエントリーすることとなる。
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