マグヌッセン親子がル・マン24時間レースでタッグ! ハイクラス・レーシングから参戦
ヤン・マグヌッセン、ケビン・マグヌッセンは、今年8月に開催されるル・マン24時間レースにLMP2クラスのハイクラス・レーシングから参戦。親子がマシンをシェアして戦うことになった。
ハイクラス・レーシングは、8月21~22日に開催される今年のル・マン24時間レースに2台目のマシンを投入。そのドライバーが、ヤン・マグヌッセンとケビン・マグヌッセン、アンダース・フィヨルドバッハというラインアップになると発表した。
元F1ドライバーであり、現在は共にスポーツカー・レースを戦っているヤン・マグヌッセン、ケビン・マグヌッセンの親子。ここ数ヵ月、彼らが何らかの形でコンビを組むのではないかと噂されてきたが、4月23日にデンマークで行なわれたイベントで、その実現が発表された。
父であるヤン・マグヌッセンは、マクラーレンやスチュワートでF1を戦った後、スポーツカー・レースへの参戦を開始。コルベットのワークスドライバーとしてル・マンのGTクラスを3連覇するなど活躍した。2019年末でコルベットのワークスチームを離れ、今季はハイクラス・レーシングのドライバーとしてWEC(世界耐久選手権)のLMP2クラスに参戦する。
息子のケビン・マグヌッセンは2014年に父と同じくマクラーレンからF1デビュー。その後ルノーやハースで計6シーズンF1を戦った。F1を離れた後チップ・ガナッシ・レーシングに移籍し、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のDPiクラスでスポーツカーレース・デビューを飾った。
ケビン・マグヌッセンは「何年も前から話し合っていたこと、夢見ていたことが突然現実になるなんて、最高にクールだよ」と語った。
「ル・マンは世界で最も偉大なレースであり、そのレースに父と一緒に参戦するなんて、それ以上の経験は考えられない」
「僕たちが一緒に走る最初のレースであり、僕個人にとってもル・マンでのデビュー戦となる。僕たちの目標は、勝てるチームを作ることだったけど、それは成功したと思う」
ヤン・マグヌッセンは、「ふたりの名前が入ったクルマの写真を見ると、鳥肌が立つね」と付け加えた。
「父と息子がル・マンでマシンを共有すること自体が素晴らしい話だけど、勝つチャンスのある強力な体制の中でふたりがやっていくというのは、他にはないことだ」
WECの新シーズンは5月1日(土)のスパ6時間レースで開幕。ポルティマオやモンツァでのレースを経て、WEC第4戦としてル・マン24時間レースが開催されることになる。
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