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ル・マン優勝のクビサ、ギヤボックストラブルで「マシンは本当にギリギリだった」と明かす

ル・マン24時間レースを制したAFコルセのフェラーリ83号車のドライバーであるロバート・クビサは、レースを通じてギヤボックスのトラブルに見舞われていたと明かした。

 Race winner #83 AF Corse Ferrari 499P: Robert Kubica

Race winner #83 AF Corse Ferrari 499P: Robert Kubica

写真:: Alexander Trienitz

 ロバート・クビサは、今年のル・マン24時間レースで優勝したAFコルセ83号車フェラーリが、ダウンシフトの問題に悩まされていたことから、「本当に限界状態」だったと語った。

 クビサは、フィル・ハンソンやイェ・イーフェイと共に黄色いフェラーリ499Pをドライブ。レースの大半でファクトリーチームのフェラーリ2台とバトルし、優勝争いを展開した。

 しかし、83号車はレースを通してギヤボックスのトラブルに悩まされ、3人のドライバーはそれに対処しながらレースをしなければならなかったという。

「24時間を通してずっとひどかった」と、クビサは語った。

「残念ながら、それはレース用のギヤボックスをマシンに搭載した時に起こったモノだ」

「セッティングに関連した問題だと考えていたが、そうではなかったんだ。だから特に一部のコーナーでは非常に厳しかった」

「本当に本当に限界ギリギリで、追加のストレス要因だった」

「僕たちは対応を試みて、ブレーキのかけ方などドライビングスタイルでなんとかしようとしていたけど、結局は問題を隠すだけで、根本的な解決には至らなかった」

 またフェラーリ同士でポジションを争うという状況について、クビサは「不要なリスクを生み出した」と表現した。

Podium: Race winner #83 AF Corse Ferrari 499P: Robert Kubica

Podium: Race winner #83 AF Corse Ferrari 499P: Robert Kubica

Photo by: Emanuele Clivati | AG Photo

 クビサはチームのエースとして、フィニッシュまで5スティント連続、計3時間半以上もマシンに乗った。

「35時間眠らずに過ごすとミスを犯しやすいが、40歳の男としては良い状態を維持でき、この勝利に貢献できたことは嬉しく思う」とクビサは付け加えた。

 クビサはル・マン初出場となった2021年、イェやルイ・デレトラズと共にLMP2クラスを戦い、首位でファイナルラップを迎えていたが、スロットルセンサーのトラブルによりリタイアするという悲劇に見舞われ、勝利を逃したつらい経験を持っている。

 クビサは、今回は無事チェッカーを受けられたことを喜んだ。

「それは本当に特別な日だったし、正直言って勝利を予想していなかった」

「2021年に初めてル・マンに来た時、何十年も前にカートレースをしていた頃のような、新しいイベントやレースを初めて体験する小さな子供のような気分だった。そこで僕の目標は、いつか優勝を目指すことだと悟ったんだ」

 

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