【ル・マン24時間】今年もトヨタ7号車に試練……首位走行中にトラブル発生、30分をロス
ル・マン24時間レースが12時間を経過した直後、首位を走行していたトヨタ7号車がトラブルにより緊急ピットイン。リードを失うことになった。
写真:: Rainier Ehrhardt
2020年のル・マン24時間レースはTOYOTA GAZOO Racingのワンツー体制のまま12時間を経過し、後半戦に突入した。しかしながらその直後、総合首位を走っていたトヨタ7号車にトラブルが発生。緊急ピットインを余儀なくされた。
今回のレースをポールポジションからスタートした7号車は、以降快調に首位を走行。僚友8号車がブレーキトラブルによってタイムをロスする中、8号車を周回遅れにしてトラブルフリーでレースを折り返した。
しかし、レース開始から12時間10分、7号車はピットインすると、ガレージにマシンを収めてしまった。どうやらターボにトラブルが発生したようで、チームは右側のターボチャージャーを交換する必要に迫られた。
ステアリングを握っていた小林可夢偉は軽く首を横に振りマシンを降りたが、10分ほどで再びコックピットに。ただ修復作業には時間がかかり、レース開始12時間40分頃にピットアウトすることができた。作業時間は約30分。これで首位の8号車に対しては7周遅れとなってしまった。
昨年のル・マンでも首位を走行しながら、残り1時間というところでトラブルに見舞われた7号車。悲願のル・マン初制覇に向けて順調に見えていたが、またも神が試練を与える形となった。
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