LMP1プライベーターはトヨタに太刀打ちできるか? 様々な反応

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LMP1プライベーターはトヨタに太刀打ちできるか? 様々な反応
Jamie Klein
執筆: Jamie Klein
協力: Benjamin Vinel
2018/06/13 10:23

唯一のハイブリッド搭載マシン、トヨタTS050Hybrid。これに挑むプライベーターたちは、様々な期待を胸にル・マン24時間に挑む。

#8 Toyota Gazoo Racing Toyota TS050: Sébastien Buemi, Kazuki Nakajima, Fernando Alonso, Jose Maria Lopez, Anthony Davidson
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#1 Rebellion Racing Rebellion R-13: Andre Lotterer, Neel Jani, Bruno Senna
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#11 SMP Racing BR Engineering BR1: Mikhail Aleshin, Vitaly Petrov, Jenson Button
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 先日行われたル・マン24時間レースのテストデー。最速だったのはTOYOTA GAZOO Racingの8号車TS050 Hybridだったが、2番手は僚友の7号車ではなく、レベリオン・レーシングの3号車だった。その差は0.614秒だった。

 ハイブリッドシステムを積むトヨタとそれ以外のLMP1クラスのマシンは、性能が均一になるよう規則によりパフォーマンスの調整が行われている。前述の0.614秒という差は、レギュレーションで規定された0.5秒という性能差をほぼ踏襲したものとなっている。

 しかし1号車レベリオン・レーシングのドライバーであるブルーノ・セナは、テストでのトヨタのタイムは、昨年小林可夢偉が記録したタイムよりも5秒も遅かったと指摘。トヨタは速さを隠し持っているはずだと語った。

「トヨタは明らかにもっと速いはずだ」

 セナはそうmotorsport.comに対して語った。

「彼らは、昨年やったのと同じラップタイムを披露しなかった。だから、彼らが持っているすべてのモノを発揮したわけではない」

「彼らはカードをまだ隠している。でもそれは公平なんだ。確かにギャップは、テストの時より大きいからね」

「レギュレーションでは、僕らにいくらかのハンデがある。だからトヨタと戦うのに苦労しているんだ。でも、僕らはできる限りプッシュし、レースで戦うことができるかどうか見極める」

 小林に更新されるまで、ル・マンのポールポジションレコードを持っていたニール・ジャニも、レベリオンの一員として今年のル・マン24時間レースに挑む。そのジャニも、次のように語った。

「僕らのクルマは限界に近づいている。レースの週末に限り、真実を見ることができるだろう」

「おそらく、トヨタは僕らのずっと前にいると思う。でも、彼らにプレッシャーをかけておくことができた時、どんなことが起きるのか見てみることにしよう」

 バイコレスのドライバーであるオリバー・ウェッブも、レベリオンのふたりの意見に同意。目指すことができるのは、ノンハイブリッドLMP1マシンの中でのトップ、つまり総合3位であると語った。

「去年のテストデイから予選のタイムの伸びを見れば、それが分かるだろう」

 トヨタがもっと速くなると思うかどうかと尋ねられたウェッブは、そうmotorsport.comに対して語った。

「他の人たちは、去年の予選よりも速かった。でも一方で彼らは、去年の予選よりも遅かったんだ。コースが悪くなったわけじゃない。だから彼らは、まだ予備の速さを持っているんだろう」

「現実的な目標は3位になることだ。最低限の目標は5位以内だけど、すべてが完璧に行けば、3位を争うことになるだろう」

 一方、チームの目標について尋ねられたSMPレーシングのヴィタリー・ペトロフは、より楽観的に考えている。彼は、トヨタを倒すのも不可能ではないと言うのだ。

「トヨタに勝つのは、もちろん簡単なことじゃない。それは分かっている。でも僕らには間違いなく、そのチャンスがある」

 そうペトロフはmotorsport.comに対して語った。

「ル・マンでは何だって起こり得る。6時間レースじゃないんだ」

「もし何のミスも犯さずに完走することができたら、僕らはトヨタの非常に近い所にいるだろう。もしかしたら、トヨタの前にだって立てるかもしれない。トヨタが速いことは分かっている。でも僕らには、彼らを倒すことができる力強い側面もあることを理解している」

「レベリオンもまた非常に速く見える。でも僕らはまだ、新しいクルマについて学んでいる所だ。レベリオンやトヨタと戦っているけど、全てのチームが全開でプッシュするわけじゃない」

「まずは何のミスもせず、レースを完走することを目指す。そうすれば、良いポジションをかけて戦うことができるだろう」

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