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マツダ、待望のル・マン復帰が現実味? LMDhクラス導入は”絶好の機会”となるか

マツダは、IMSAとWECが発表したLMDhクラスの導入が、ル・マン24時間レース復帰の”素晴らしい機会”になりうると考えている。

Volker Weidler, Johnny Herbert, Bertrand Gachot, Mazda 787B

Volker Weidler, Johnny Herbert, Bertrand Gachot, Mazda 787B

LAT Images

 マツダ北米モータースポーツディレクターのネルソン・コスグローブは、WEC(世界耐久選手権)とIMSAが発表したLMDh規定は、マツダがル・マン24時間レースに復帰するための絶好の機会となりうると話した。

 マツダは、初めてル・マン24時間レースを制した日本のマニュファクチャラーだ。1991年にロータリーエンジンを搭載した787Bがル・マンを制した。

 しかし1993年以降、マツダはル・マンのトップクラスに参戦しておらず、時折チームにエンジンを供給したものの、1996年を最後にどのカテゴリーにもエントリーしなくなった。

 一方、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権では、最上位のDPiクラスに参戦。ライリー/マルチマチックのLMP2車両をベースとしたRT-24Pで3勝を記録している。

 2020年1月、WECとIMSAは新たなプロトタイプマシンのカテゴリー”LMDh”を導入することを発表した。これにより今後、IMSAを戦うチームがル・マン24時間レースに参戦するハードルが一気に低くなる。

 IMSAの会長に就任したジョン・ドゥーナンに代わって、マツダ北米モータースポーツディレクターとなったコスブローブは、LMDhの発表を「本当にクールだ」と評価した。

「言うまでもなく、ファクトリープログラムでマツダブランドをル・マン24時間レースに復帰させることは素晴らしいことだ」

「それが理に適っているなら、LMDhはル・マンに復帰する絶好の機会となるが、そのようなプログラムで成功できるかどうかを理解するために、やるべきことがたくさんある」

 一方、現在DPiクラスを戦う他の2メーカーは、LMDhの導入に対してマツダよりも幾分鈍い反応を示した。

 キャデラックDPiを擁するゼネラル・モーターズ(GM)のレーシングディレクター、マーク・ケントは「IMSAとACO(WEC主催/フランス西部自動車クラブ)が、プロトタイプレーシング最高峰クラスの融合を発表したことを祝福する」とコメントした。

「プロトタイプレーシングの未来に向けた、国際的な規格の可能性に期待している。詳細が判明したのち、それに参加することが当社の未来と一致するか評価する」

 一方、アキュラは3月のスーパーセブリングでLMDhのレギュレーション詳細が発表されるまで「将来について話すのは時期尚早」だとしている。

 BMWモータースポーツのイエンス・マルカート代表も、ルールの”収束”については前向きなステップだと評価したが、BMWが新しいクラスにステップアップするかどうかはまだ判断できないと強調した。

「レギュレーションが最終決定される必要があり、全てが完了してから、我々はそれらを検討する」と、彼は語った。

「それが我々の戦略に合っているかどうか、マーケティングの観点から何を達成したいのか考えていく」

 BMWは、M8 GTEで2018-2019年のWECのLM-GTE Proクラスを戦ったが、投資に対するリターンが不足しているとして1シーズン限りでWECから撤退した。IMSAではGTLMクラスに参戦を続けており、DPiクラスへのステップアップも噂されるが、LMDh導入により計画の評価が”自動的に”変わることはないと強調した。

 ポルシェのGTワークスチームディレクターであるパスカル・ツーリンデンは、LMDhに対し”業界にとって朗報”としながら、「ポルシェが参加するかどうか? レギュレーションが分からないのでコメントできない」と付け加えた。

 また、2020-2021年シーズンからスタートするWECのLMHクラスに参戦することをすでに表明しているアストンマーチンとトヨタは、どちらもLMDhの発表に対して控えめな反応を示した。

 アストンマーチンは「スポーツカーレーシングのトップクラスの未来が確保されたことは喜ばしい」と述べ、「ハイパーカーのビジョンが、国際的なスポーツカーレーシングにおいて適切なポジションを維持できるよう、全ての関係者と緊密に協力する」と付け加えた。

 トヨタの広報担当は「詳細が分かるのを待っていますが、この動きにより、より多くのメーカーがトップクラスの耐久レースに参加できるようになるのを歓迎します」と話した。

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