燃料電池車レースの時代近づく? 『LMPH2G』ル・マンでデモラン実施へ

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燃料電池車レースの時代近づく? 『LMPH2G』ル・マンでデモラン実施へ
執筆:
2019/03/27 10:19

水素燃料電池駆動の”ミッションH24”プロトタイプマシンが、今週初めてル・マンのブガッティ・サーキットで走行する。

 レース用の水素燃料電池プロトタイプマシン『LMPH2G』が、3月28日(木)にル・マンの常設コース、ブガッティ・サーキットで初めて走行するようだ。

 ル・マン24時間耐久レースは、2024年に水素を燃料としたプロトタイプ車に特化したカテゴリーを追加することを予定している。そのため、ル・マンの特別カテゴリー枠に水素燃料電池自動車での参加を促すことを目的として、”ミッションH24”プロジェクトが立ち上げられた。

 WECを主催するフランス西部自動車クラブ(ACO)と、フランス・スイスのハイテクノロジーグループであるGreenGTは、共同で進めてきたミッションH24の一環として『H24レーシング』チームを2月に立ち上げ、『LMPH2G』をできるだけ早く耐久レースに参加させることを目的に活動している。

『LMPH2G』はADESS LMP3のシャシーを基にして作られており、すでにヤニック・ダルマスがステアリングを握り、スパ・フランコルシャンでデモランを実施している。

 今回ル・マンでのデモランは、自動車産業会議の一部として行われるようだ。ACOは、LMPH2Gによって「自動車の将来についての議論に影響を与えたい」とコメントした。

 ル・マン24時間レースには、実験的なマシンのための特別エントリー枠”ガレージ56”があるが、今後この枠でのエントリーする可能性は除外されていない。

 なお、LMPH2Gはル・マンで走行する最初の水素燃料電池マシンではない。2016年ル・マン24時間レースの開催週に、プロトタイプマシン『GreenGT H2』がオリビエ・パニスのドライブでル・マンのサルト・サーキットのフルコースをデモランしている。

The GreenGT H2

The GreenGT H2

Photo by: GreenGT

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シリーズ Le Mans
執筆者 Gary Watkins
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